好きな人ができたことがない

「好きな人」ができたことがない、誰かを好きという気持ち・恋愛感情が分からない私はおかしいのでしょうか?

生まれてから今まで、
一度も「好きな人」ができたことがない。
※ここで言う「好きな人」への「好き」は
恋愛感情の意味合いです。

誰かを好きになる気持ちが
よく分からない。

恋愛感情というものが
よく分からない。

そんな悩みを20代の方からだけではなく、
30代や40代の女性からも聴くことがあります。

今日は「好きな人」ができたことがない、
誰かを「好き」になるという気持ち・
恋愛感情が分からない
そんな悩みに答えていきます。

そもそも人間は、どうして恋をするのでしょう?

結論から言うと、
人間は種の保存欲求から
「恋」をします。

ずばりストレートに言ってしまうと
“性欲”が恋愛感情の源です。

“性欲”と聞いて、
みなさんは、どんな感じがしますか?

アダルトな動画や写真などに象徴される
ドロドロした陰湿なイメージを思い浮かべる人が、
ほとんどではないでしょうか?

実のところ、”性欲”というのは、
種の保存欲求からくるものであり、
人間の本能の一つですから、
ドロドロした陰湿なものでは
全くありません。

食欲や睡眠欲と同様に
生理的な欲求です。

その生理的な欲求に、
人間自身が様々なイメージを
乗っけているだけで。。。

”性欲”がドロドロして陰湿なものというイメージは
性的なことをタブーとする文化が背景にあります。
これについては、また違うところで書きますね。

ここまで読んで見て、

「恋愛感情」=性欲

性欲=生理的な欲求

だったら、
その生理的な欲求が分からない自分って、
一体、何なんだろう?と
不安になった方も多いかも知れません。

人間が恋をする理由の源は、
確かに性欲なのですが、
恋愛が性欲だけで成り立ってないことが
「恋愛感情というものが分からない」
「好きな人ができたことがない」
という方がいる原因となっているかと思います。

「恋愛感情」というものが分からない理由

少しここで人間の脳の話を
させていただきます。

なんで脳の話?と思うかもですが、
結構ためになる話かな・・・と思うので、
ちょっとだけ付き合ってくださいませ。

人間の脳は、
爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳の3つから
成り立っていると言われています。

爬虫類脳は「生きるための脳」
生命維持のための本能を司ります。

私たちは、特に意識しなくても、
どんな時でも、例えば眠っている間でも、
呼吸をしていますが、
これは爬虫類脳の働きによるものです。

哺乳類脳は「感じるための脳」
嬉しい・好き・嫌い・ムカつく・怖いなどの
自分の中から自然と湧き上がる感情を司っています。

一人でご飯を食べるより、
人と一緒に食べた方が美味しいとか、
人に話しかけて無視されたら傷つくとか、
赤ちゃんを見ると、ほっこりした気持ちになるとか、
こういうのは哺乳類脳の働きによるものです。

人間脳は「考えるための脳」
未来を見据えて行動すること、
つまり理性を司っています。

将来の目標に向かって勉強をするとか、
健康のためにタバコを止めるとか、
上司にムカついて会社を辞めたくなったけど、
将来のことや今の就職状況など考えて
グッと言葉を飲み込んだとか、
こういうのは人間脳の働きによるものです。

長い話を短くすると、
この3つの脳の欲求が相反する時、
人間は苦しみます。

例えば、
ダイエットしたいけど食べたい!とか、
ダイエットのため毎朝ジョギングしようと思うけど、
このまま布団の中で眠っていたい!とか、、、

こういうのは、
爬虫類と人間脳が戦っている状態です。

冒頭でも伝えたように、
恋愛感情の源というのは、
“性欲”なわけです。

「恋愛をしたい」という欲求は、
「生命維持のための脳」である
爬虫類脳から来ているわけです。

だけど、他の2つの脳は、
恋愛をしたくない、
もしくは恋愛が怖いわけです。

恋愛の源は、
確かに爬虫類脳ですが、
爬虫類脳だけでは、
恋愛は成り立っていません。

その証拠に、
爬虫類は恋愛しません。

爬虫類脳の欲求に、
哺乳類脳と人間脳の欲求が絡み合って、
恋愛が成り立ちます。

一言で言うと、
性欲にプラスして、
情緒的に満たされる交流をしたい欲求と、
将来的に自分のプラスになる人と
関わりたい、一緒にいたいという欲求、
この3つが絡み合って
恋愛感情は成立します。

という漢字は
心をあらわすリッシンベンと
生きるという漢字が合体したものです。

は「生きる心」を意味するのです。

このことからも、
人間における「性」というものは、
生物学的な要素だけではなく、
情緒的・精神的な要素が
多分に含まれることが分かります。

「恋愛感情が分からない」
という悩みの根っこには、
当然ながら
「恋愛感情」を知って、
「恋愛をしてみたい」という
欲求があることでしょう。
※「恋愛をしたい」という欲求を
どこまで自分で認めているか?については、
個人差がかなりあるかと思いますが、、、

「恋愛をしたい」という欲求があるからこそ、
「どうして私は恋愛感情が分からないんだろう???」と
悩み苦しむのですよね。

その悩みって、
言ってみれば、
私の3つの脳たちは、
どうしてこうもチグハグなんだろう?
どうしてこうも互いが違う欲求を持っているのだろう?
それが皆目分からない・・・
そんな悩みとも言えるかもしれません。

人が「恋愛感情が分からない」ということで悩む時は、
3つの脳が相反する欲求を持つ時と
私が言うのは上記のような訳です。

私がこれを読んでくださっている方に言える
「恋愛感情が分からない」ということの説明は、
自分自身でも気付いていない
性的な関わりを異性と持つことを恐れる、
もしくは嫌悪する原因があるためというものです。

つまり、何らかの過去の経験で心が傷ついて、、
哺乳類脳と人間脳が恋愛を恐れる、もしくは嫌うように
なってしまったと言えます。

具体的な「恋愛感情が分からない」その理由

父親との関係からくるもの

子ども時代、
父親とどんな関係だったか?ということが、
その後、その人が男性とどんな関係を作るか?に
大きく影響します。

お父さんとの関係が影響して、
恋愛感情というものが
よく分からない状態が
長く続くという方の場合、
大きく分けて、
二つのお父さんとの関係パターンがあるかなと思います。

一つは、父親不在の場合。

例えば、
ものすごく小さい頃に、父親が亡くなった、
離婚して、ずっと会っていないなど、
何らかの事情で、
父親との関わりが
ほとんどなかった、
薄かったという場合、
男性とどう関わっていいか分からないと
言う方が多いです。

それは、すなわち、
お父さんとどう関わっていいか分からない・・・
そう感じていることの反映だったりします。

また、父親との関わりを通して、
「男性とはこのような存在だ」という
男性像を作りますから、
お父さんとの関わりがなかった、薄かった場合、
その人にとって、
「男性とは私と縁がないもの」
「私の世界には存在しないもの」
などと言ったイメージが出来上がります。

こういうイメージがあると、
恋愛感情を持つどころではなくなりますよね。

二つ目は、
父親が典型的なダメンズだった場合。

例えば、
お母さんや他の家族、
時には自分に暴力をふるう、
手はあげないがモラハラする、
浮気ばかりする、
働かないでお酒ばかり飲んでいるなど。

そうすると、
父親を嫌悪したり、怖がったりするようになり、
「父親=男性」ですから、
男性全般を嫌悪したり、恐れたりするようになります。

そうすると、
やはり恋愛感情どこではなくなるというわけです。

母親から受け取った男性像からくるもの

小さい頃、
「男って、本当にどうしようもない。」
「お父さんみたいな人とは
絶対結婚しちゃダメ!」
「男は信用できないから、
自立して生きていけるよう
手に職つけなさい。」など、
母親から、いつも男性(大体は父親)への
不信感や愚痴を聞かされて育った場合、
それが、その人の男性像に大きく影響しますから、
男性に対して腰が引けるような態度を取るようになります。

また、母親が過干渉な場合、
小さい頃、
その人が男の子に恋心を抱いているのを
母親が目ざとく気付き、
そのことを心ない言葉でからかったり、
その相手をけなしたりしたことがあると、
異性に恋心を抱く自体に対し、
罪悪感や恥の感覚を持ち、
その気持ちを感じるのが辛いので、
無意識のうちに恋愛感情から
遠ざかるということもあります。

性的な傷つき体験からくるもの

小さい頃、もしくは思春期の頃、
レイプ、痴漢行為、
そこまで分かりやすくなくても、
性的に嫌な想いをしたことがある、
例えば、
お風呂をのぞかれる、
胸が大きいのをからかわれる、
アダルトな動画や写真を
一緒に観ることを強要されるなど、
性的に傷つく体験をすると、
心の深いところで男性を恐れ嫌悪し、
男性に近づけなくなることがあります。

また、それに加えて、
性的な傷つき体験をした自分に対して、
「自分は汚れてしまった」
「自分は穢れた存在だ」などというイメージを持ち、
罪悪感をつのらせ、
自分には人を好きになる資格がないと
思ってしまうこともあります。

このあたりは下記のブログに詳しく書いています。
参考になさってください。
◇私は人を好きになる資格がない、
私に好きになられても迷惑だろうという気持ちが強く、
一生恋愛は無理かなと思ってしまいます

https://kikugawamaria.com/archives/239.html

実際は、上記のような経験が絡み合って、
恋愛感情というものが
分からない状態になっている場合が、
ほとんどだと思いますし、
ここでは挙げてない原因もあるでしょう。

パターン分けすることで、
こぼれ落ちてしまうことは、
どうしてもありますし、
結局、最後は一人一人違いますから。
※ちなみに上記のような
過去の辛い体験がある人でも、
逆パターンで恋愛することに
のめりこむ人もいます。

最初の方に挙げた
3つの脳の観点で言うと、
上記のような理由で、
哺乳類脳、人間脳から、
男性に近づくのは危険だ!
恋愛は自分にとって縁がないものだ!
などと言う指示が出て、
結果、恋愛感情というものが
分からない状態が生まれる訳です。

それも無意識のうちに。。。

恋愛感情というものが分からない状態への対処法

少しずつで良いので、
原因となっているトラウマを癒していく。

いつも最後はこれ(トラウマ癒し)になってしまい、
ごめんなさい。

だけど、私自身が通ってきた道を振り返ると、
やはり、トラウマを癒すということが
一番有効でした。

ただ、これが言うは易く行うは難しで、
長期的な取り組み、
専門家のサポートと言ったことが、
必要になる場合が多いです。

率直に伝えますが、
恋愛感情というものが分からない状態は、
過去にすごく辛い体験をなさっている方が
多いかなと思います。

※もちろんこれは一般論であり、
一概には言えませんが、、、

また、過去の傷つき体験が
余りに辛く心が痛いので、
その感情を感じなくしている方も多いです。

これは自分がその痛みによって
壊れるのを防ぐためです。

なので、私が、
恋愛感情というものが
分からないという悩みを抱えた方に
カウンセリングやセラピーを提供する場合、
まずは、私との信頼関係を作るということから始め、
それから、痛みを抱えていける、
痛みがあっても自分を保っていられる
心の器、心の芯作りをしていきます。

トラウマに直面化するということは、
クライアントさんの希望と
クライアントさんのコンディションを
見ながら行います。

実際、私と信頼関係ができ、
かつ心の器、心の芯ができてくるだけで、
クライアントさん自身に余裕が生まれ、
少しずつなんとなく
人を好きになるってこんな感じ?というのが
感じられたりします。

恋愛感情って、
異性と近づきたいっていう欲求ですから、
その感情を感じるためには、
私は異性と近づいても大丈夫という安心感、安全感が、
ある程度できてないとダメなわけです。

3つの脳の観点から言うと、
自分の中に自分の痛みを受けとめられる器と、
痛みを感じても自分を保てる芯があるということは、
爬虫類脳と哺乳類脳が
異性と近づくと危険だ!ヤバい!と騒いでも、
人間脳がまあまあ大丈夫大丈夫、
僕がいるからさと言えるようになることを意味してます。

こういう状態になると、
3つの脳の欲求が、
ピッタリ合うとまではいかなくても、
そんなに相反することがなくなるというのかな、
まあなんとなく、お互い理解し合って
許し合えるようになってきます。

そうすると、
異性と近づいても私は大丈夫という
安心感、安全感が
自分の中から自然に湧いてきて、
恋愛感情も湧いてくるというわけです。

時間がかかることが多いですが、
道は必ずあります。

以上、ご参考になれば幸いです。

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