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今日は40代女性で、独身、
かつ、実家暮らしという方で、
自分の人生には何もない感じがして辛い。
そんな方に向けて、
話をさせてください。
自分の人生には何もない・・・
そんな風に感じてしまうって、
本当に辛いですよね。
自分の人生には何もない。。。
そんな風に思っている時って、
何のために生きているのか分からなくなり、
心の中は虚しさや劣等感でいっぱいで、
すごくしんどいと思います。
何とかして前向きになりたい、
前を向いて生きないと!と思っても、
どうしてもできない。
そんな時が、私にもありました。
今日は「私の人生、何もないと虚しくなった」時の
処方箋を伝えていきます。
心は身体で身体は心・まず身体のケアをする
まず、最初に伝えたいのが、
身体を大事にすることです。
というのも、
自分の人生には何もないと
虚しくなっている時って、
すごく孤独を感じてらっしゃるのかと思います。
そんな時は、まず
そういう自分に寄り添う、
自分を自分でいたわってあげるのが
何よりかと思いますが、
それって結構難しい。
そういう時って、
自己否定感も強くなっていますから。
自己否定感が強い時って、
なかなか自分に寄り添うとか、
自分をいたわるとかって、
難しいですよね。
だから、まず身体をケアする。
心は身体で、身体は心です。
身体をケアする、
身体をいたわることは、
心をケアすることなんですね。
心って見えないし触れないけど、
身体なら見えるし触れます。
だから、こういう時は、
まず身体をケアする。
ぐっすり眠れてますか?
冷えは大丈夫ですか?
お通じは、どんな感じでしょう?
月経は、どんな感じでしょう?
健康の基礎は、
快眠、快食、快便と言います。
女性は、それに月経時が快適に過ごせるということが
付け加えられるかなと思います。
睡眠、お通じ、食欲があるかないか、
やけ食いや、ムチャ食いをしてないか?
そして、月経時は快適か?
それらをセルフチェックしてみてください。
40代ともなると、
更年期を迎える方もいるでしょう。
女性の更年期は
45歳から55歳と言われていますから。
更年期を迎えた女性は、
ホルモンバランスが崩れる関係で、
メンタルの調子も崩し気味です。
自分の月経をよく観察して、
更年期が来ているという心当たりがあったら、
それに対するケアをしましょう。
漢方薬を飲んだり、
婦人科で検診を受けたり、
自分の身体と向き合って、
自分の身体をいたわりましょう。
自分でできるセルフケアとしては、
身体をとにかく冷やさないで温めること。
40代過ぎると、
筋肉量が低下して、
そのことが原因で
冷えが進みます。
身体を温めることで、
血行が良くなり、
免疫力もあがります。
そのことで、
メンタルの調子も上がりますから、
とにかく身体を温めてみてください。
自分を耕し続ける
つらくとも、心を耕やし耕し生きるの。
そうしていると、
どこかの誰かが手を貸してくれているのね。
生きている人だけじゃないわ。
ふるさとの人だけでもないのね。
『地球の祈り』森崎和江著・深夜叢書社より
昔、畑をしていた時の写真・きゅうりの花です。
これは、私が「自分の人生には何もない」と感じて、
すごく辛かった時、
私を支えてくれた言葉です。
森崎和江さんという女性の詩人の言葉です。
森崎さんは1927年生まれですので、
現在、91歳。
人生の大先輩の言葉は、
説得力があります。
森崎さんの言葉に触れると、
肩の力が抜けて心が柔らかくなります。
そして、自分一人で生きていると思っていたけど、
そうじゃなかった。
いろんなものに助けてもらいながら生きていた。
そんなことに気付きます。
生きている人だけじゃないわ。
ふるさとの人だけでもないのね。
このくだりも、すごく好きで、
このくだりを読んで、
自分が自分以外の人だけではなく、
自分の周りにある自然に支えられていたと思いだします。
例えば、
私は海のそばに住んでいて、
よく海沿いの道を散歩します。
海を見ながら、散歩していると、
ちょっと嫌なことがあって落ち込んでいても、
失敗して自分を責めていても、
なんか元気になる。
自分の中のネガティブな気持ちが流れていく。
だから、本当に海には助けられているなあと思います。
私が撮った近所の海の写真
自分を耕し続けるって、
すごく抽象的なことを言っているように思えるかもですが、
心は身体で、身体は心だから、
ますは身体を耕し続ける。
身体をいたわり続ける。
ここから始めるのが良いかと思います。
あと、自然がきれいなところを歩くのもいいですね。
歩くことは足を使うこと、
血行も良くなるし、
足の筋肉もつきますから。
まずは身体を耕やす。
そしたら、自然に心も耕され、
そうしていると、
誰かが、何かが助けてくれます。
誰かが、何かが助けてくれていることを思い出す。
そういった方が正確かもしれません。
畑でとれたイチゴです。
ホリエモンの言葉・誰だって最初はゼロ
いまこんな会社で働いているのだが、
どうすればいい転職ができるか。
独立して起業したいのだが、
どんなビジネスプランが考えられるか。
こんなアイデアを持っているのだが、
勝算はあると思うか、などなどである。
彼らの声を聞いていて感じるのは、
みんな「掛け算の答え」を求めている、
ということだ。
もっとわかりやすい言葉を使うなら、
成功へのショートカットを求め、
どうすればラクをしながら
成功できるかを考えている。
もしかしたら、僕に聞けば
「ラクをしながら成功する方法」を
教えてもらえると
思っているのかもしれない。
でも、ここで確認しておきたいことがある。
人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、
次へのステップに進もうとするとき、
そのスタートラインにおいては、
誰もが等しくゼロなのだ。
つまり、
「掛け算の答え」を求めている
あなたはいま、
「ゼロ」なのである。
そして
ゼロになにを掛けたところで、
ゼロのままだ。
物事の出発点は「掛け算」ではなく、
必ず「足し算」でなければならない。
まずはゼロとしての自分に、
小さなイチを足す。
小さく地道な一歩を踏み出す。
ほんとうの成功とは、
そこからはじまるのだ。
『ゼロ』堀江貴文・著
この言葉は、
堀江貴文さんことホリエモンが
刑務所から出る直前に出版した
『ゼロ』という本から引用しました。
やっぱり、この言葉も、
私が「自分の人生には何もない」と感じた時、
私の心の栄養になってくれた言葉です。
今この瞬間の小さく地道な一歩、
本当の成功はそこから始まる。
このくだりを読んで、
あのホリエモンでも、
そうなんだから、
凡人の私は、なおさらだ。
そう思ったら、
物事がシンプルになった感じがして、
心も体も軽くなって元気が出ました。
どんなにすごい人だって、
どんなにキラキラしている人だって、
最初からそうだったわけでなく、
ホリエモンが言うように
「小さな地道な一歩」を積み重ねて、
そこまで来たんですよね。
だから、今、自分にできることをやる。
今、自分にできることをやった、
その積み重ねが人生を作るのかなと思います。
そう言われても、
何をしたらいいか、分からない?
そんな方もいるかもしれません。
そういう時は、
部屋を掃除をしましょう。
部屋を掃除すると、
自分を取り囲む空間のエネルギーが
動きます、きれいになります。
そのことで、
自分の心もすっきりします。
ライフが私を助けてくれる
私の人生には何もない
そんな風に感じる時、
自分には力がないと思い、
心は無力感でいっぱいかと思います。
そういう時は、
前章にも書いたように、
まずは身体をケアして、
今できることをほんの少しでもやってみる。
本当、月並みですが、
それしかないと思います。
こういう時、一番大事なのは、
すぐに結果が出ることを求めないこと。
ちょっと動いたら、
人生が薔薇色に変わる!
なんてことは、
残念ながらありません。
すぐに結果が出ることを求めると、
ほとんどの場合、その期待は外れるので、
がっかりして、身も心も消耗してしまいます。
新しいことを始める時って、
それが上手くいくか、どうか?
分かりません。
そして、始めてすぐ結果が出ることは、
めったになくて、
結果が出るかどうか?分からない、、、
その怖さ、不安に持ち堪えながら、
コツコツと努力を続ける時期と言うのがあります。
この時期は、一番心も体も力が要る時期です。
だけど、そういう時期、そういう経験が、
自分の心の力をアップしてくれます。
例えるなら、
心の筋トレ・タイム
自分と言う畑 耕しタイムです。
そして、
そのようにコツコツと
自分の畑を耕していると
ライフが助けてくれます。
ライフが助けてくれる
これは私があるセラピストから言ってもらった言葉です。
ライフ、日本語に訳すと、人生とか、生命とかになります。
ライフが助けてくれる
私はその言葉を聴いた時、
太古から脈々と続く
命の流れのようなものを思い浮かべました。
ライフが助けてくれる
という言葉に触れると、
自分の意思を越えた
命の大きな大きな流れのようなものに
触れた感じがします。
そして、ライフが、
いつも私たちを見ていてくれることを
思い出します。
まとめ
今日はいつもより
ふんわりした話が多かったですが、
とどのつまり、
自分が自分のそばに居る。
自分が自分を理解する、認める。
それができれば、
「私の人生何もない」という虚しさは
やわらいでいく。
そんなことを伝えたいなと思い、
このブログを書きました。
以上、参考になれば幸いです。