ぐるぐる思考・反芻思考を止める

変化が怖い、ささいな変化でもすぐ怖くなる、不安になる時の処方箋

飲み会に参加して、
いつもより帰宅が数時間遅くなる、
職場に新しい人が入ってくるなど、
本当にささいな変化でも、
すぐに怖くなり、不安になる自分がいます。

今日はこんなご相談に答えていきます。

変化が怖い理由

変化を怖がるのは本能的なもの

まず最初に、変化が怖いというのは、
個人の性格的なものから来るのではなく、
人間の本能的なものということを
伝えたいなと思います。

そもそも人間の脳は、
変化が大嫌いなのです。

私たちの心と身体には、
恒常性(ホメオスタシス)と言って、
自分を常に同じ状態に保とうとする働きが備わっています。

例えば、
塩気が強い物を、たくさん食べた時、
水をたくさん飲みたくなりますよね。

これは、体内の塩分濃度を
一定にしようとする恒常性が働くからです。

心にも、これと同様に、
一定の状態を保とうとする働きがあります。

人生の最大のストレスとは、
配偶者・パートナーが亡くなることだそうですが、
これはパートナーを失った悲しみや喪失感と言った
ストレスもさることながら、
パートナーがいる生活から、
パートナーがいない生活へと変化したことへの
ストレスも大きいでしょう。

変化が怖いと言うのは、
変化によって起こるストレスへの抵抗と
言えるかと思います。

変化がすごく怖い人と、
すごくというほどではないという人の違い

この変化がすごく怖い人と、
変化が怖いには怖いけど、
すごくというほどではない人、
この違いは、どこからくるのでしょう?

セルフイメージが低い

理由の一つに、
セルフイメージが低いことが
挙げられます。

ものすごく大ざっぱに言うと、
変化には、嬉しい変化と嬉しくない変化があります。

宝くじが当たるとか、
彼氏ができるとか、
昇進するとか、
これらは嬉しい変化ですよね。

一方、病気になってしまうとか、
交通事故に遭うとか、
リストラされるとか、
これらはあまり嬉しくない変化でしょう。

セルフイメージが低いと、
未来のことを想像する時、
嬉しくない方の変化が起こると
想像しがちになってしまい、
かつ、その嬉しくない変化を
自分は乗り越えられない、
自分には対応できないと
思ってしまいがちなのです。

そのため、

変化する
||
自分にネガティブなことが起こる

という自動的な連想、思考が、
自分の中にわきあがり、
それで変化がものすごく怖くなってしまうわけです。

セルフイメージが高い人は、
変化が起こっても、
何とかなるだろう、
自分はそれを乗り越えられると思うし、
そもそも自分には、
そんなに悪いことが起こらないだろうと
楽天的に将来をとらえがちです。

孤独感、孤立感が強い

自分をサポートしてくれるつながりを
全く、もしくは、ほとんど持っていないということも、
変化が怖い理由として挙げられます。

孤立感、孤独感が強いと、
変化していく中で、
自分に困ったこと、ネガティブなことが起きた時、
誰も助けてくれない、
一人で何とかしないといけない、、、
そんなプレッシャーが大きくなります。

すると、このプレッシャーから、
変化をものすごく恐れるようになります。

変化が怖い時の対処法

じゃあ、この変化への強い恐れ、不安は、
どうしたらいいのでしょう?

変化に伴って起こりそうな出来事を
自分の努力で、どうにかなるものと、ならないものに
仕分けする

まず最初に、私が提案したいのは、
自分が想像している変化に伴う
嬉しくない出来事を、
紙に書きだして、
自分で努力すれば、どうにかなることと
自分の努力では、どうにもならないことを
仕分けすることです。

例えば、
職場で人事異動があり、
新しい上司が入ってくる、
どんな人かは、まだ分からない、
その上司と上手くやっていけるだろうか?
それを考えると怖くてたまらない。。。

こんな時、具体的には、
どんなことが怖いのか?
書き出してみましょう。

その上司からパワハラを受けること?
その上司がすごく厳しい人かもしれないこと?
その上司が自分を評価してくれず、
人事査定での評価が下がること?

書きだしたら、
自分でどうにかできること、できないことに
仕分けしましょう。

どんな上司がくるか?は、
自分にはコントロールできませんが、
その上司に対する対応の仕方は、
自分が選べます。

自分がコントロールできることに
フォーカスして、
自分がコントロールできないことは、
放っておきましょう。

自分にコントロールできないことについて考えても、
仕方がありません。

ある意味、諦めが肝心です。

運動する

最新の脳科学で、
1日30から40分の有酸素運動をすると、
脳細胞が増え、ストレスに強くなるということが
証明されているそうです。

変化が怖いと感じたら、
外に出て散歩する、
自転車を漕いで、
近くの公園に行ってみるのは、
どうでしょう。

良い気分転換にもなりますし。

普段からサポートし合う
ネットワークを持つ

普段から、生活の中で、
互いに助け合う関係性があると良いですよね。

自分が助けるだけ、
自分が助けてもらうと言った
一方通行ではなくて、
互いに困った時は助け合える。

そんな関係性。

そういう関係性、信頼関係があると、
人は変化に対して強くなれます。

何か困ったことが起きても、
自分一人だけで対応しなくてもいいと
思えるからです。

最後に

変化するのって怖いですよね。

だけど、その一方で、
全く変化しないのも怖いと思うんです。

例えば、
歳を取るにしたがって、
体力や記憶力が衰え、
肌つやも衰えていく。

鏡を見て、
ほうれい線が深くなっているのに気づき、
「ああ、年を取るってヤダなあ。」と
ため息をついたりして。。。

だけど、ずっと年を取らず、
ずっと同じ状態で死ぬことがないというのも、
怖いかなと思います。

自分が望もうと望むまいと、
どうやったって、
人間は変わってしまいます。

生きることは変化することなのです。

だから、自分の側に、
変化を面白がる余裕ができると
一番いいかなと思います。

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