生きることに疲れちゃったなあ。。。
なんて思って、
うつむいてタメ息をついている
40代女性の方と、
けっこう出会います。
このようなタメ息への処方箋は、
◇ホルモンバランスが変わる身体へのケア
◇完璧主義をやめ理想を低くすること
この二つではないでしょうか。
項目別にリンクを貼っていますので、
お好きなところから読んでくださいませ。
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よろしければ音声を聴きながら記事をお読みください。(2部構成)
目次
40代って人生の折り返し地点
40代って、若者から大人になり、
若くもないけど年寄りでもなく、
一番いろいろできるけど、
一番実質的な責任が降りかかってもくる。
そんな中堅どころの時期かと思います。
結婚している方は、
子育てがひと段落ついて、
さて、これから先、
どう生きていこうかな?と考え、
婚活を頑張ってきたけど、
今のとこ良い人に出会えてないという方は、
ありゃ、この先、一人かも、、、
だったら、
どうやって生きていこうかな?と考え、
一度、結婚して、離婚して、
一人になった方も、
さて、これからどうしたもんだか、
どうやって生きていこうかな?と考え、
シングル志向で、
仕事をバリバリやってきたという方も、
さて、これからリタイヤまで、
どんな働き方をしていこうかな?と考える。
どんな背景を持つアラフォー女性たちも、
自分が、もう決して若くはない、
だけど、中高生と言うには違和感がある、
そんな微妙な感覚を持ちながら、
人生の中間地点まで来たことをしみじみ実感し、
老後を含めたこれから先のことを真剣に考える。
人生の折り返し地点。
そんな時期が40代かなと思います。
人生に疲れたと感じる原因は?
40代女性が
「人生に疲れた」と感じている時、
その背景には、
若いからといって
いろいろなことが許され、
時にはチヤホヤされた時期が終わり、
誰かに、何かに、
幸せにしてもらえるという
夢や期待は幻想だったと
しみじみリアルに実感し、
さて、これから、
どうやって自分で自分の世話を
(人によっては)後始末をしていきますかねえ。。。
という諦めと達観のようなものがあるのでは?
なんて思うのです。
かつ、女性の更年期は
45歳から55歳と言われています。
40を過ぎると、
その関係でホルモンバランスが変わります。
早い方は40代で閉経する人もいます。
その身体の変化が、
さらに追い打ちをかけるように、
自分は決して若くはない、
人生半分終わったという感じに
拍車をかけることでしょう。
もう決して若くないこと、
自分はこのままいけば、
確実に老後を迎えること、
これらが段々リアルになってくる一方で、
中堅どころとしての責任を果たしていく。
身体の面でも更年期が始まり、
ホルモンバランスが変わっていく過程を体験する。
そんなところに、
疲れを感じるポイントがあるかと思います。
人生に疲れた時の処方箋
身体の変化に耳を傾け、身体をケアする
上記にも述べたように、
40代はホルモンバランスが
大きく変わる時期です。
ホルモンって、
女性ホルモンだけではなく、
他にも100種類以上あって、
食欲、性欲、睡眠、
気分の上がり下がり、
仕事のやる気などに、
深く関係しています。
更年期は45歳から始まると言われ、
女性ホルモンが、
どんどん減っていきます。
その関係で、
気分が沈みがちになったり、
イライラすることが増えたり、
記憶力が落ちたり、
疲れやすくなったりします。
ご自身の実感としても、
30代の頃のような無理がきかなくなった。。。
物覚えが悪くなり忘れっぽくなった。。。
などと感じているのでは?
でね、こういう時は
あんまり無理せず、
身体の声に耳を傾けながら、
マイペースで行くのがいいと思います。
また、ホルモンバランスを整えるための
具体的な身体のケアを生活の中に
取り入れていきましょう。
例えば、
*食生活に気を付ける
*自分に合った運動を生活習慣の中に取り入れる
(40代過ぎると筋力が衰え、それが冷えにつながり、
引いては体調不良を引き起こしますので)
*アロマトリートメントやマッサージなどを
定期的に受ける
*かかりつけの婦人科を持ち、
定期的検診を受ける
*かかりつけの漢方医を持つ
などなど、、、
心は身体で、身体は心です。
身体って目に見えて触れる分、
心よりケアしやすいから、
まずは身体から、
積極的にケアして行くのがいいかなと思います。
身体をケアすることが、
自分を大事にすることの実践くらいに
思ってやれるといいですね。
セルフケアについての記事もありますので、
参考になさってください。
◇アンチエイジング&長生きの鍵となる腎臓をいたわって、
いつまでも若々しくキレイをキープ
◇疲れにくくなるには?
セルフケア能力を上げるとっておきの方法
人生の四季に合わせて生きる
春には春の過ごし方
夏には夏の過ごし方 と
季節に合った過ごし方があります。
これは人生においても、
同じことが言えます。
40代だからと言って、
ひとくくりにはできないでしょうが、
自分の人生の流れをちょっと俯瞰して見てみると、
なんとなく自分の人生が、どの季節なのか?分かるかと思います。
流れに逆らわず、
自分が生きている季節を受け入れて、
その季節の良さを味わいながら過ごす。
それが無理がなくて良いかと思います。
余談ですが、
ある70代の女性から聴いた話です。
閉経後のセックスは、
月経がある頃のセックスとは、
また違った良さがあるそうです。
生殖ということから解放されたセックスは、
本当に伸びやかで良いものだと
その女性が仰っていました。
私はそれを聞いて、
ああ、どの人生の季節にも良さがあるのだなあ、
歳を取るのも悪くないな・・・と
思えるようになったんですよね。
完璧主義をやめ理想を下げる
40代は人生の折り返し地点と
最初の方で述べましたが、
折り返し地点ということで、
自分の人生を振り返る人が多いかと思います。
このままいけば、老後を迎えることをリアルに感じ、
これからの人生、どうやって生きていこう・・・と考えた時、
半生を振り返らざるを得ないと言うかね。。。
40代の女性が「人生に疲れた」と思う時って、
自分の歩んできた道を振り返って、
自分としては頑張ったつもりなのに、
あんまり報われなかったと感じる時なのでは?
例えば、
30代を婚活にささげたのに、
良い人に巡り合えず、現在独身とか、
総合職で、すべてを仕事につぎ込んだのに
あまり評価されず、子会社に出向になったとか、
ダンナの浮気が発覚して、
離婚せざるを得なかったとか、
人生すごろくで、
若い頃、これで「上がり!」と思っていたことが、
実は上がりではなく、
その後も、人生は続いたという・・・
こういう時、
私がクライアントさんに伝えているのは、
完璧主義をやめ理想を下げること。
完璧主義をやめる?
私、自分が完璧主義のつもりはないけどな。。。
自分は普通の基準を
満たそうとしているだけなんだけど。
理想を下げる?
そしたら、堕落するんじゃないの?
と思う方もいるかもですが、、、
人生に疲れちゃったなあ。。。と感じるということは、
その自分にとっての普通が、
すごく高い理想という可能性があります。
知らず知らずのうちに、
すごく高い理想を掲げ、
自分に強いていたのでは?
理想は高ければいいというものではありません。
高い理想を掲げていることによって、
その理想と現実のギャップが大きくなり、
そのギャップにがっかりして、
そのがっかりが疲れや自責の原因に
なっていることが多々あります。
だから「人生に疲れた」と感じた時は、
自分が自分に対して、
どんな理想を持っているのか?
一度チェックして言葉にしてみて、
その理想を敢えて下げることから
始めるのはどうでしょう。
例えば、
結婚したくて婚活を頑張ったけど、
現在も独身。
素敵な男性と子どもを二人くらいもうけて
明るい温かい家庭が築きたかったのに、
トホホ。。。
なんて思っている方は、
その理想とする結婚生活像、夫像を
一度手放して、
これからの人生、助け合って生きていける
人やコミュニティを探す、作る、
結婚にはこだわらないくらいに思ってみる。
明石家さんまさんの言葉で
「生きてるだけで丸もうけ」というのがあるけど、
最初はそれぐらいに思うところから
始めるのも良いかもしれません。
そうやって、あえて理想を下げてみると、
自分をねぎらう気持ちが湧いてきたりします。
40年以上生きてきて、人生いろいろあったけど、
まあ、私なりによく生きてきたじゃないのってね。
自分をねぎらう気持ちが湧いてきたらしめたもの。
そのねぎらう気持ちを育てていく。
それが一番の癒しになります。
自分が一番認めて欲しいのって、
自分ですから。
最後になりますが
「人生に疲れたなあ」って思っている女性すべてに贈りたい
そんなメッセージをYoutube動画で語っています。
もし良かったらご覧になっていただけますと幸いです。
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自分で自分と認めるための方法を
具体的に伝えています。
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