仕事のストレスが半端なく辞めたくたまらない
だけど
次の仕事が見つかるかな、
見つからなくてお金が底ついたらどうしよう。。。
見つかっても、
またその職場に嫌な人がいたらどうしよう。。。
結局そこも辞めたくてたまらなくなって
同じことの繰り返しかな。。。
なんて、
ぐるぐるして
頭の中は忙しいけど
行動できない
時間ばかり経って焦る
なんとかしなきゃ!という思いと
動いて未知の世界、未知の人に出会う恐怖
そのせめぎ合い
ぐるぐる ぐるぐる
これは仕事の例えだけど、
他にも彼氏やダンナと別れようと悩んでるとか、
何かを始めようと思っているけど動けないとか、
こんな風に
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような心の状態が続いて
本当に苦しいことってありますよね。
このような相反する想いが
心の中でせめぎ合う状態を
葛藤と言います。
葛藤にはプラス面・マイナス面がある
葛藤することには
プラス面とマイナス面があります。
葛藤にプラス面がある?
初めて聞いた!と驚く方もいるかもしれません。
そうだな、例えば、
赤ちゃんのことを思い浮かべてみてください。
どんな人でも、赤ちゃんの時は葛藤できません。
おっぱい飲みたいけど、
これお母さんに伝えていいかなどうかな、、、
お母さん忙しそうだから迷惑かな、、、
お母さんに迷惑かけて怒られたら嫌だから、
今はやめといて後で泣こうかな。。。
そんなこと考える赤ちゃんはいません(笑)
どんな人も赤ちゃんの時、
こんなこと考えることはできません。
※すべての赤ちゃんを調査したわけでないのですがね。。。
赤ちゃんには葛藤する能力がないのです。
常にあるのは「イエス」か「ノー」かだけで、
白か黒かの世界に生きてます。
葛藤のプラス面とは
大人になるにつれ、
段々と人は葛藤するようになってきます。
葛藤できるようになるとも言えます。
葛藤は「できない」より「できた」方が良い。
仕事で嫌なことがあったからと言って、
その日限りで仕事に行かない、仕事を辞めるより、
辞めようかどうか悩める方が
私は良いと思います。
感情にまかせて、衝動にまかせて
行動してしまうより、
ある程度吟味検討してから決めた方が
自分の人生、自分が選んで創ってるという感覚が持てますし、
結果、自己肯定感が上がるからです。
また人間に深みが出ます。
心の成熟につながります。
これが葛藤の持つプラス面です。
葛藤のマイナス面とは
じゃあ葛藤の持つマイナス面とは何か?というと、、、
それは強すぎる罪悪感、自分責めをはらんだ葛藤です。
例えば、
仕事を辞めようか続けようか悩んだ時も
こんな職場を選んだ自分はバカだと、
自分を責める
お前のような人間に、次の職場が見つかるはずがないと
自分を責める
パワハラを受けている時ですら
お前が弱っちいからだ、境界線が弱いからだと
自分を責める
これは百害あって一利なし。
苦しいだけで、心の成熟にはつながりません。
葛藤の最中でも
自分を責めないこと
状況をなるべく客観的に見ることが大事です。
これ、言うは易く行うは難しですが、、、
それができたら、苦労せんわ!って、
これを読んで思った方もいるかもしれません。
ポイントはボチボチ力
ポイントは
ボチボチと段階的に取り組んで行くことです。
私は今まで50数年間生きてきて、
ボチボチと言う言葉に
どれだけ助けられたか分かりません。
昨日より今日、
ほんの少しでも良くなったら、
ほんの少しでも気付きがあったら、
ほんの少しでも自分なりに行動できたら、
そこにフォーカスして、
そういう自分を認める。
これをボチボチ力と
私は呼んでます。
ボチボチ力は
心理学用語で言うと
葛藤保持能力と言います。
生きてる限り、
何かしら問題は起こります。
理不尽なこと、悲しいこと、
ムカつくこと、怖いことはあります。
それは変えることができません。
だけど、その出来事に対する自分の態度を変えることはできます。
ボチボチ力があるかないかで、
出来事に対する態度、対処の仕方が全く違ってきます。
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