好きな人に、自分の大事なものを
理解されないって悲しいですよね。
ましてや、それが彼氏なら、
自分が大事にしているものを
分かって欲しいと思うのは自然なことかと思います。
またペットを飼っていると、
その子のお世話に時間と手間が必要となり、
そのことが彼氏と会う時間に響いてしまうこともあるでしょう。
そうなると、
悲しいとか、イラつくとかという感情面で困るだけではなく、
恋愛関係そのものに大きく影響がでますよね。
今日は、彼氏にペットへの愛情を理解されない
そんな時の対処法を伝えていきます。
目次
伴侶動物と呼ばれるまでになったペットたち
今の世の中、多くの人にとって、
ペットはなくてはならない存在となっています。
ペットロスの悲しみから、メンタルの調子を崩す人もおり、
ペットロスカウンセラーという職業があるほどです。
その一方、ペットを飼う人が理解できないという声も
ちらほら聴きます。
ペットが伴侶動物(コンパニオンアニマル)と呼ばれるまで、
社会的地位が高まった今、
ペットを飼う人、飼わない人の間にある
心理的な溝が問題になってきているかと思います。
彼氏にペットへの愛情が理解されず困っています
という悩みは、そのさいたるものかと思います。
ペットを飼わない人はペットを飼う人が理解できない?
以前、勤めていた職場で、
ペットロスにまつわるプチ論争がありました。
ある人(Aさん)が10数年一緒に暮らした愛犬が危篤状態、
どうしても自分がやらねばならない今日中の仕事があり、
職場には来たけど、
愛犬のことが気になって仕方なく、
ふと考えると涙が止まらず仕事が手につかない。
早退して愛犬のそばに居たいが、
仕事上、そうもいかない。
そんな葛藤状態にいるAさんに対して、
職場の人の意見は、下記のように真っ二つに分かれました。
◇仕事は、みんなで協力して、なんとかするから、
帰宅して愛犬のそばに居てあげた方が良い。
◇そんなペットごときで、大事な仕事を放り出すなんて、もってのほか!
そんな無責任なこと、社会人としてあり得ない!
Aさんに早退した方が良いと言う人は、
みんなペットを飼っているか、昔飼っていた人、
Aさんに早退すべきでないと言う人は、
一度もペットを飼ったことがない人でした。
この出来事に象徴されるように、
ペットを飼ったことがある人とない人の間には、
深い大きな隔たりあるように思います。
ペットを飼う人、飼わない人の間に心理的な溝ができるわけ
ペット、もとい、人間以外の動物を家族同然に思い、
一緒に暮らす人にとっては、
犬なんだけど犬じゃない、
猫なんだけど猫じゃない。
犬とか、猫とか、そんなくくりを超えた存在で、
ペットと言いたくないし、言わないで、
ペットという呼び方には違和感満載。
大事な家族であり、頼りになる親友であり、
目に入れても痛くないほどかわいい子どもであり、
人生という旅を共に歩く相棒であり、
自分を支えてくれるかけがえのない存在。
こんな風な熱い想いが、
程度の差はあれど胸のうちにあるのではないでしょうか?
その一方で、動物と一緒に暮らしたことがない人にとっては、
犬は犬だし、猫は猫、亀は亀だし、インコはインコ。
犬という動物ひとくくり、
猫という動物ひとくくりで見ており、
そこには、なんの特別感もありません。
この違いは仕方のないことかな・・・と思います。
この件に関しては、
どちらかが正しい、正しくないというのは一切なく、
ただただ違うだけなのです。
以前、こんなことがありました。
ある公園を散歩していた時、
池の周りの道が狭く、
そのあたりだけ人がひしめき合っていました。
そこを中型犬と一緒に散歩している女性。
私と、その二人?がすれ違う時、
犬が激しく吠えました。
人がひしめき合っている中、
自分の半径30センチくらいのところで、
知らない中型犬に吠えられた私は、
軽い恐怖を感じ、息をのみ腰を引きました。
その私を見て
「この子は咬みませんから大丈夫ですよ!」と
強い口調で言う女性。
正直、少し腹が立ちました。
その女性にとっては、
どんなに吠えても、人間を咬まない
礼儀正しいワンちゃんでも、
私にとっては初めて会った知らない犬。
近距離で大きな声で吠えられたら怖いのは当然です。
ペットを飼う人は、周りへのそれなりの配慮が必要かなと思います。
その一方で、ペットを飼っていない人が、
ペットを飼っている人の気持ちを尊重することも大事ですよね。
例えば、私の友達で、亀を飼っている人がいて、
その人にとって、その亀さんは大事な大事な心の支えでした。
その亀が亡くなり、ペット供養をしてもらった時のこと。
たかが亀に、わざわざお金と時間をかけてペット供養???と
鼻で笑う人がいて、その人はすごく傷ついたそうです。
それはもっともな話です。
その鼻で笑った人の態度は無神経な態度だと言えるでしょう。
なので、ペットを飼っている人も、いない人も、
お互いさまで許し合って、譲り合っていくのがいいと思います。
これは、すごく月並みなことですが、
人間、自分が大事に大事にしているものについては、
冷静に考えることができなくなって、
この月並みなことが分からなくなるんですよね。
ペットへの愛情に理解を示さない彼氏への具体的な対処法
◇彼氏が大事にしているものとペットを置き換えて
ペットを大事にしていることを話してみる
例えば、彼氏が車を大事にしている人なら、
「愛車にキズをつけられたら、
めっちゃムカつくでしょ。
愛犬をけなされたら、
私はそれと同じ気持ちになるんだよね。」など、、、
コツはあまり感情的にならず、
落ち着いた気持ちで伝えることができそうな時に、
彼氏に話してみること。
女性は感情で動きますが、
男性は論理で動きます。
彼氏に理解して欲しい、分かって欲しいという気持ちを手放して、
現場検証するくらいのスタンスで話してみる。
お勤めしている人なら、
会社の会議でプレゼンするような感覚で話すと上手くいくかと思います。
◇彼氏が大事にしているものに対し敬意を示す
例えば、彼氏が、趣味のバイクに、
自分からしたらあり得ないほどのお金と時間を掛ける。
それに対して、
理解も賛同もできなくても、
むやみに口出しはしない。
そういう態度が大事かなと思います。
※これが、結婚していて経済をともにしているというなら
違ってくるかと思いますが。。。
私は、彼氏に言いたいことを我慢しようと
伝えたいわけではありません。
彼氏には彼氏だけの領域があって、
彼氏の領域を尊重することで、
それが自分の側にも返ってくるのでは?と思うのですね。
つまり、ペットへの愛情は理解されないかもだけど、
そのことに敬意を示してもらえるようになるかと思うのです。
◇彼氏よりペットを優先するようなそぶりは見せない
とどのつまり、彼氏はペットに嫉妬しているだけなのです。
「俺より、犬が大事なのかよ?」ってね。
正直、彼氏よりペットが大事かも。。。という人も、
中にはいるかもしれませんね。
だけど、それを彼氏に言ってしまうと、
恋愛関係自体が成り立たなくなってしまいます。
ペットの次でいいから、
付き合いたいという人は稀でしょう。
彼氏よりペットが大事と思っても、
彼氏との恋愛関係を続けたい、良いものにしたいと思うなら、
演技でも良いので、それを表に出さないこと。
これが大事です。
◇ペットが大事な自分ごと好きになってくれる彼氏に育てる
やっぱり、一番の望みは、
彼氏にペットを大事にしている自分ごと
好きになってもらうということでは?
なので、長期的は、
彼氏をそういう器の男に育てていく。
それができるといいのかなと思います。
そのためには、
ペットに嫉妬する彼氏をよしよししながら、
こまめに彼氏を誉める。
周りの人に対しても、彼氏を誉める。
それが大事かなあと思います。
男性にとって、彼女からの誉め言葉は心の栄養・ミルクですから。
まとめ
ペットとは、言葉でのやり取りができません。
また人間側が世話する必要がある、
人間社会ではある意味弱い立場の存在です。
だからこそ、人間相手には、到底することができない
ストレートで純粋な愛情のやり取りが可能となる。
これがペットを飼う良さ、素晴らしさなのかなと思います。
私も、20年以上前に、黒猫(ゴロー)を飼っていましたが、
その子のことは今でもはっきり覚えています。
私が友達とケンカして、
布団とかぶって泣いていた時、
頬を伝う涙をひたすら舐めてくれたゴローの
ザラザラした舌の感触は一生忘れないでしょう。
ゴローは、私にとって特別な存在です。
ペットが、伴侶動物と言われるほど、
その存在が人間にとって大きなものになっている背景には、
人間同士の関係が、すごく複雑になってきた。
そんなところがあるかと思います。
一言でいえば、
人間が人間関係に疲れちゃってるというか。。。
ペットとの関係も良いとは思うのですが、
やっぱりそれだけではなく、
人との関係、それを充実するさせることも大事かなと思います。
ペットから愛情や癒しをもらって、
自分と自分との関係性を良くしたら、
それを彼氏はじめ、周りの人との関係性に反映していく。
ペットも、そちらの方が喜ぶんじゃないかな?
なんて、私は思うのですよね。
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