人に怒られるのが怖い

怒られることが怖い 怒られるかもと思うとビクついてしまう そんな時の対処法

この歳(30代前半)になって、
恥ずかしいのですが、
未だに人に怒られることが
怖くて怖くてたまりません。

上司に怒られると、
ものすごく萎縮してしまい、
その後、仕事が手につきません。

あとから、何回も何回も、
そのことを思い出し、
凹んでしまいます。

あと、人から怒られるかもしれないと思っただけで、
ビクついてしまい、
いつも人の顔色を伺ってしまいます。

なんとか、この怒られるのが
異様に怖いのを治したいのですが、
どうやったらいいでしょう?

人から怒られるって、
どんな人にとっても嫌なもの。

だけど、相談者さんのように、
日常生活に支障をきたすほど、
怒られるのが怖いと大変ですよね。

今日はこの悩みに答えていきます。

この記事は音声でも聴けます。
よろしければ音声を聴きながら記事をお読みください。(3部構成です)

怒られるのがものすごく怖い原因

相談者さんのように、
怒られるのがものすごく怖い、
怒られるかもと思うだけで
ビクついてしまう理由としては、
いくつか考えられるかなと思います。

過去にひどく怒られたことがあるため過剰反応している

過去、特に幼少期に、
ひどく人から怒られた経験があり、
それがトラウマになっている場合。

このような場合、
自分のコントロール外のところで、
その時の恐怖心が出てきてしまい、
過剰に反応してしまうことがあります。

自分の中に、
怒られて縮み上がったチャイルドが存在していて、
そのチャイルドが知らず知らずのうちに現れ、
チャイルドにハイジャックされてしまうのです。

つまり、人から怒られることに対して、
無力な子どもの自分でしか
対応できなくなるのです。

その結果、人から怒られることが、
ものすごく怖くなってしまうのです。

人の気持ちや大声に過剰に反応するHSP気質である

このブログでも何回も取り上げていますが、
HSPという、生まれながらに
周りの人や物事に
過剰に刺激を受けやすい気質を
持っている場合。

このHSP気質を持つ方というのは、
人口の20%程度いらっしゃり、
HSP気質は病気や障害ではありません。

が、その高い繊細さ、敏感さのため、
生き辛さを抱えていることがあります。

HSP気質を持った方は、
人の怒りの感情に始まり、
その怒鳴り声やきつい眼差しなどに、
大きく反応してしまいます。

その結果、人から怒られることが
ものすごく怖くなるというわけです。

※トラウマ反応と、HSP気質からくる反応は
同時に起こることが多いです。

【関連記事】
◇この生き辛さ、HSPだから?こじらせ女子とHSPの関連性、その対処法について

怒られると自分の存在を否定されたように感じてしまう

人から怒られたことで、
「自分の人格を否定された」
「自分の存在そのものを否定された」と
思ってしまう場合。

これは自分に自信がなく、
セルフイメージが低い方に多く見られます。

自分に自信がなく、
セルフイメージが低いと、
他人が自分をどう思うか?に、
一喜一憂し振り回されてしまいます。

その結果、人から怒られると、
その怒りが自分の存在への否定にしか聞こえず、
自分がこの世界に存在していては
いけないように感じてしまいます。

この感覚を感じることが
あまりに辛く苦痛であるため、
怒られること自体が、
すごく怖くなってしまいます。

見捨てられ不安が強く
怒られると捨てられた、嫌われたと
自動的に思ってしまう

強い見捨てられ不安を抱えている場合。

「人は、いつか自分を見捨てて、
どこかへ行ってしまう」
「素のままの自分を出したら、
人は自分から離れていく」

こんな不安を見捨てられ不安と呼びます。

常日頃から見捨てられ不安を抱えている人は、
人から怒られると、
その相手から見捨てられた気が
してしまいます。

「怒られる=見捨てられる」という図式が、
自分の中に出来上がってしまっているのです。
それが故に、怒られることが、
ものすごく怖くなってしまいます。

内なる批判者を人に投影してしまう

内なる批判者とは、
自分の中にいる、
自分を厳しい目でジャッジする人のことです。

内なる批判者については、
下記の記事に詳しく書いてます。

◇仕事が見つからず焦りと不安で苦しい時、
崩れ落ちずに自分を保っている方法
~内なる批判者を黙らせる~

この内なる批判者の声を、
人に投影してしまっている場合、
人から怒られることが
ものすごく怖くなったりします。

というのは、
人間って、自分の中にある感情を認めていない時、
その感情を他人に映し出して、
つまり、他人がその感情を持っていると勘違いして、
自分の感情を処理しよう、解消しようとします。

自分のことを嫌っていて、
かつ、その自覚がない人は、
ちょっとしたこと、
例えば、相手が不機嫌そうだったり、
相手に目をそらされたりしただけでも、
「嫌われたかも?」と思いがちです。

これは、自分の中にある自分を嫌悪する感情を
相手に映し出しているからです。

心理学用語では「投影」と言います。

人に怒られることが怖いという方にも、
この「投影」が起こっている可能性があります。

つまり、自分のことを厳しくジャッジし、
怒り飛ばしている自分・内なる批判者を
人に対して映し出し、
その結果、人から怒られることを
怖がっているというわけです。

ここまで読んで、
頭の中が???だらけになった方も多いかな。。。

もう少し具体的に説明しますね。

私も人から怒られることが、
ものすごく怖い人でした。

私の場合、小さい頃から、
父親も母親も非常に短気で、
ちょっとしたことで怒られることが繰り返しあり、
かつ、私の怒りというものは、
ほとんど受け止めてもらえない環境で育ちました。

そのため、自分の中に、
強烈な内なる批判者が形成されつつも、
自分では、それをなかなか自覚できませんでした。

すると、他人の怒りが、
異様なまでに怖くなるんです。

というのも、
自分の中にいる
内なる批判者の声を
人に投影していたからです。

とどのつまり、
私が一番恐れていたのは、
自分の中にいる自分を厳しくジャッジする人・
内なる批判者だったというわけです。

怒られることをきっかけに、
自分の中の怒りがあふれ出ることが怖い

自分の中に、蓄積された怒りが大量にあって、
人から怒られたことをきっかけに、
その怒りがあふれ出ることを恐れている場合。

私自身、人から怒られることをきっかけに、
自分の中に溜まった怒りがあふれ出て、
相手を攻撃し傷つけたら、どうしよう・・・と言うのが、
怒られることが怖い理由の一つでした。

これには、当時のカウンセラーに指摘されるまで、
全く気が付いていませんでしたが、、、

これを読んで、意外に思う方もいるかもしれませんが、
案外、人に怒られることをきっかけに、
自分の中に溜まった怒りがあふれ出し、
人を攻撃し傷つけるのが怖いという方は
多いのではないでしょうか。

人から怒られることが怖いのを和らげる方法

人の怒りが怖い自分に対する
否定感、責める気持ちをゆるめる

人から怒られることが怖い自分を
責めていませんか?

「弱っちい奴!」
「情けないなあ。」
「なんで、そんなにビクビクしてしまうんだろう?」
などとディスっていませんか?

もしそういう気持ちがあることに気付いたら、
その気持ちを少しずつでいいので手放していきましょう。

人から怒られることが怖い自分を責めていると
自信がなくなり、セルフイメージも下がり、
その結果、人から怒られることが
もっともっと怖くなります。

人に怒りを向けられることが怖い自分を
何のジャッジもせず、ただそのまま認めましょう。

例えるなら、
白い雲を見て、白いなあと思う。
そんな感じで。

「ああ、私は、人から怒られるのが怖いんだなあ。」って、
ただ認めましょう。

人から怒られることが怖い自分を、自分で守る

これは前の章で書いたことと似ているのですが、
もう少し積極的なアプローチです。

人から怒られることが怖い自分、
その自分を守る もう一人の自分を育てていく。

これは強力な解決法になります。

昔、ひどく怒られたトラウマがある人にしろ、
人の感情に敏感なHSP気質の人にしろ、
人の怒りに圧倒されて萎縮してしまうから、
人の怒りが怖いのでは?

人の怒りに圧倒されないためには、
自分の中に、人の怒りに萎縮する自分を守る
もう一人の自分を育てることです。

そのためには、
根気よく練習することが大事です。

人の怒りにビクついている自分に気が付いたら、
すかさず、その自分に
「怒られるの怖いんだねえ。。。」
「怒られるの怖いよねえ。。。」などと
共感する言葉を、
心の中で、できる時は口に出して、
声をかけてあげましょう。

それに段々慣れてきたら、
「私があなたを守るからね。」
「大丈夫、大丈夫、怒られて死んだ人はいないから。」など
自分をいたわり、守るような言葉を
かけてあげましょう。

自分と人の感情の間に境界線を引く

境界線って、土地や建物だけではなく、
感情にもあります。

感情の境界線を引くとは、
相手の感情は相手のもの、
私の感情は私のものと
自覚することです。

相手が、どんなに自分に怒ろうと、
それは相手の感情なんです。

例えば、
昔、ちょっと複雑なデータ入力の仕事をしていた時、
入力ミスがあり、
納品先の担当者が怒って、
電話をかけてきたことがありました。

データ入力の仕事はチームでしていましたが、
誰が、その業務を担当したか?
相手は知ることができます。

電話口で、業務を担当した人間を出せと、
私に怒鳴りつける納品先の人に、
私は謝り続けながらも、
さほど、相手の怒りにビビってない自分に
気付いていました。

なぜか?というと、
相手の怒りは相手のものだと
はっきりと自覚できたからです。

※同じチームで働く仲間のミスに対して、
納品先の人が怒っているというのも
大きかったでしょうね。

そう思えたから、
相手の怒りのエネルギーや怒鳴り声に、
多少、動揺したけど、
自分の中にそれを入れて、
自分を責めたり、否定したりすることは
ありませんでした。

この一件で、
人の怒りが怖いのは、
その怒りを自分の心の中に入れて、
自分を責めたり否定したりするからだと気付きました。

つまり、相手の怒りを
自分の中に入れなければ、
相手の感情と自分の感情の間に境界線を引けば、
相手の怒りはそんなに怖くないのです。

怒りという感情に対する受け止め方を変える

人から怒られるのが怖いという方は、
ご自分が『怒り』という感情に対して
どんなイメージを持っているか?
一度チェックしてみることをおススメします。

紙とペンを用意して、
『怒り』と言って連想するものを
どんどん書き出してみるのもいいですね。

人から怒られるのが怖いという方は、
「怒られる=否定される」だと
思っている方が多いのでは?

そう思っていると、
人から怒られることが怖いのも
無理はないですよね。

人間が怒りを感じる理由には、
いくつかありますが、
その中の一つとして、
自分の大事なものを
傷つけられた、損なわれたからという
理由があります。

怒りというのは、
自分の大事なものを守ろうとする
心の動きなんですね。

この観点から怒っている相手を見て、
相手は自分を否定しているのではなく、
大事なものを守ろうとしているのだと
捉えてみるのは、どうでしょう?

守ろうとしているのは、
プライドかもしれないし、
価値観や信念かもしれません。

この視点を持つと、
自分の側に余裕が生まれます。

怒られた時、
相手の言っている内容の事実だけを吟味し、
攻撃のエネルギーは受け取らない

これは、上記の
『怒りという感情に対する受け止め方を変える』の
もう一つのパターンです。

例えば、
仕事で重大なミスをしてしまい、
上司に怒られた。

この時、自分がミスったことは、
自分の責任です。

ミスについては、
謝る必要があります。

上司からミスについての原因究明をされたら
きちんと説明して、
再度ミスしないよう、
対策を練る必要があるでしょう。

だけど、ミスしたことで、
その後、上司から無視されるとか、
何かにつけ怒鳴られるとかというのは攻撃です。

これは受け取る必要はありません。

この違い、なんとなくでいいので、
伝わると良いのですが・・・

相手の怒りには敬意を払うけど、
相手から自分への人格攻撃、人格否定までは
受け取る必要がないのです。

人から怒られたら、
その人が怒っている理由や事実について吟味し、
自分が間違った、自分が悪かったと思えば、
その分だけ責任を取ればいいのです。

人から怒られたからと言って、
反射的、自動的に萎縮する必要はないのです。

ここが区別できると、
すごく楽になります。

怒られるのがすごく怖いという方は、
相手からの攻撃エネルギーまで受け取ってないか?
チェックしてみてください。

普段から自責を和らげ
自分をいたわる練習をする

普段から自分を責めたり、
自分をディスったりしていると、
人から怒られるのが怖くなります。

前の章にも書いたように、
投影という現象が起きるからです。

なので、普段から、
自責をやわらげ、自分をいたわる練習をすることが
おススメです。

下記の記事にやり方は
詳しく書いてますので、
参考になさってください。

◇自分を好きになる方法 自分で自分をディスってないか?チェックしてみる

◇自己肯定感が低い自分にイライラした時、がっかりした時の処方箋

セルフイメージを高める

セルフイメージを高めると、
人から怒られることが
そんなに怖くなくなります。

これは根本的な解決法になります。

人から怒られることが怖い人は、
自分に自信がなく、
セルフイメージが低いんですね。

セルフイメージが低いから、
人から怒られると、
自分を否定されたとか、
見捨てられたとか感じる。

なのでセルフイメージを高めることで、
怒られることへの恐怖は
かなりやわらぎます。

セルフイメージを高める方法は
下記の記事に書きましたので、
参考になさってください。

◇セルフイメージを高めると人生が上手く行く?そもそもセルフイメージって何?

◇不幸体質を変えて幸せな恋愛をするには?

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