人生に行き詰まる時ってありますよね。
四方八方ふさがって
前にも、横にも、後ろにすらも進めない。
本当に、どうにもこうにも為すすべがない。
そんな時が、私にも数回ありました。
今日は人生に行き詰った時、
私を助けてくれた「祈り」「祈ること」についての話を、
みなさんにシェアしたいと思います。
プロ野球選手の野茂英雄さんの
とある一つのエピソードから学んだ話です。
「祈ること」について野茂選手から学んだこと
野茂英雄選手、
日本人メジャーリーガーの先駆者として
めっちゃ有名ですね。
野球には、引いてはスポーツ全般に、
ほとんど興味がない私ですが、
野茂選手のことは知っています。
(当たり前か・笑)
私から見ると、
野茂選手は、他の選手とは違って、
孤高な感じがして、
その気高い孤独というのかな、、、
それに惹かれていました。
野茂選手のエピソードで、
私がすごく心を打たれたエピソードがあります。
それは、野茂選手がメジャーリーグに移籍してから、
右手中指の爪を割って、数試合欠場し、
1か月近く白星をあげることができなかった時のお話。
当時の野茂選手は、ドジャースのエースピッチャー。
年俸は約9億円。
そんな立場で1か月近く、白星をあげれないということは、
厳しいメジャーリーグの世界では
即トレードか、解雇の危機に近いものがありました。
背水の陣に追い込まれた野茂選手のプレッシャーは、
知るよしもありません。
そんな中、野茂選手は、
本で出合った祈りの言葉を唱え、
唱えることで爪割れ再発の恐怖から逃れたそうです。
不安は頭の中にあり、不安と言う現実はない。
あるのは生きる現場。
勇気を与えて下さい…
当時、野茂選手が祈りの言葉として唱えていたものです。
その頃のことを、テレビ番組で特集を組んでいて、
野茂選手が、こんな風に言っていました。
祈ること、それ自体が自分を支えてくれた。
(うろ覚えなので、細かい言い回しは違っているかも。)
私は、この野茂選手のエピソードから、
祈りとは、自分の願いを叶えるためではなく、
祈ること、その行為自体が、
自分を支え、自分のエネルギーの質を変える。
祈ることによって、現実が変わるのは、
その結果なのだ。
と学びました。
祈りの効用は科学的にも証明されている
白鳥哲さんという映画監督が、
祈りを科学的に実験したことをテーマに
「祈り ~サムシンググレートとの対話~」という映画を撮っていますが、
その中でも、こんな風に語られています。
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実際に祈りをした後、
遺伝子がオンになるのが確認されたということです。
そして、祈りをしたご本人だけでなく、
その場にいた人々の免疫物質も
オンになるのが確認されたのです。
祈る行為は免疫を高め、
その場にいる方々の免疫も高めるということです。
※全文はこちらから↓
http://www.ningenclub.jp/blog02/archives/inori/
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野茂選手も、祈ることによって、
免疫力が上がったと思います。
この実験結果を、野茂選手は、
恐らく知らなかったでしょうが、、、
祈りの言葉・変えられないものを受け入れ変えられるものを変えていく
最後に、もう25年ほど、
私が唱えている祈りの言葉を紹介します。
有名な祈りなので、ご存知の方も多いかもしれません。
平安の祈りと呼ばれている祈りです。
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神さま、私にお与えください。
変えられないものを受け入れる落ち着きを。
変えられるものを変えていく勇気を。
そして、その二つを見分ける賢さを。
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私は、この言葉を唱えると、
自分の意識のベクトルが変わります。
外側に向かっていた意識が、気持ちが、
内側へと向かいます。
そして、そのことで、
私は自由と平和を取り戻します。
外側を変えようとしている時、
私は争い、不自由になりますが、
内側に向かって、
内側を変えようとする時、
私の心に、自由と平和が戻ってます。
その時、私の頭の中に、
この言葉が響きます。
祈りは、現実を変えるためではなく、
祈るという行為、そのものが自分を支え、
自分のエネルギーの質を変える。
人生に行き詰った時、
神様に懇願するためではなく、
まずは自分の中のエネルギーを整えるために祈ってみる。
というのは、どうでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
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