HSPという言葉も
大分、定着してきましたね。
HSPについては、
下記の記事に詳しく書いていますので
参考になさってください。
◇この生き辛さ、HSPだから？
こじらせ女子とHSPの関連性、その対処法について
https://kikugawamaria.com/archives/351.html
それに伴い、
自分はHSPだと自認する人も
増えてきました。
そんな時代の変化もあるのでしょうが、
HSPでも恋愛や結婚ができるか？という
ご質問をいただくことがあります。
これについて、
私も今、探求中なのですが、
HSPという言葉、概念の提唱者・
エレイン・アーロン博士の著書に
ヒントがあるかなと思っています。
アーロン博士の著書のタイトルは、
The Highly Sensitive Person in Love:
Understanding and Managing Relationships
When the World Overwhelms You
恋に落ちたHSP：
恋に落ちて、世界があなたを圧倒する時、
その関係を理解し取り扱う
（マリア意訳）
アーロン博士のサイトから
こちらの著書は買えます。
https://hsperson.com/books/the-highly-sensitive-person-in-love/
和訳本では、本の題名は
敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。
となっています。
この本、絶版となってしまっていて、
Amazonだと1万円超えて
売られています。
ちょっと高いなあと思ったので、
英語の勉強がてら、
原書を読んでいる私です。
私自身、外向的HSPと言うこともあり、
自分の事としても、
すごく気になりますので。。。
まだ読み終えてないのですが、
今のところ分かったことは、
HSPが恋愛をする時、
自己理解、
特に、自分の高い敏感性についての理解が、
必要不可欠ということです。
HSPの人と、そのパートナーが、
HSPの人が持つ
ささいなことに気が付きやすい性質と
気が付いたことに、深く反応する性質を
よくよく理解すれば、
HSP的気質は
ロマンティックな関係を築く財産となり、
逆に、理解しなければ、
その高い繊細さは、
痛みと複雑さを作りだす原因となりがちである。
（マリア意訳）
そんな風にアーロン博士は
仰っています。
この本には、
自分の気質をチェックするセルフテストも
掲載されています。
セルフテストの名前は
Are you a sensation seeker?
「刺激追及タイプかどうか？」
アーロン博士は、
HSPであるかどうかをチェックするセルフテストと
「刺激追及タイプかどうか？」のセルフテストを
してみることは、
恋に落ちたHSPが
日常生活と恋における より良い方法を
発見することを助けると言っています。
アーロン博士は、
こんな風にも言っています。
恋に落ちたHSPは、
その関係性を、
彼らの内面的な人生における
本来の基盤とする。
そして、自分が上記のように、
生来、内面的なことに
重要性を置く人間であることを
誇りに思う。
（マリア意訳）
高い敏感性と、深く反応する性質を持ったHSPにとって、
恋とは、人を愛するとは、
そして、その相手との親密性というのは、
内面世界の基盤なんですね。
自分の恋愛を振り返ってみても、
分かる気がします。
HSPを自認するかたは、
この「刺激追及タイプかどうか？」のセルフテスト、
気になりますよね。
アーロン博士の著書
恋に落ちたHSP
The Highly Sensitive Person in Loveの
第一章は、こんな書き出しで始まります。
あなたはHSPですか？
その気質、恋、繊細さにおいて。
「私はひどく激しく恋に落ちます」
「時折、私は自分が宇宙人であるかのように感じます。
自分以外の人すべてと関わっている感じがしますが、
人が恋と呼ぶ現象（感情）は、私に湧き上がりません。」
「私は投資、車、スポーツ、仕事で出世することについてなど、
聞きたくもなく、全く関心がありません、
私のパートナーを愛すること、その親密性に比べたら。」
※マリア注・HSPの愛に関する体験の声を掲載している。
HSPが愛を打ち明けるとき、
そこには激しさとものすごい深さがある。
HSPは、激しく恋に落ち、
その親密な関係のために一生懸命働く。
もちろん、時々非HSPも似たような感じで、
恋のとりこになり、混乱するが、
平均的に言って、
HSP達の方が魂が揺れ動くような、
根源的な経験をする。
（マリア意訳）
（続く）
アーロン博士に著書からの引用について、
メールで問い合わせたところ、
アーロン博士のアシスタントさんより
セルフテスト以外の内容で、
かつ意訳であれば、
掲載してもOKとの返事をいただきましたので、
私の意訳を載せていきます。
【関連記事】
◇HSP提唱者・アーロン博士が「人生最後の講義」で伝えたいこと
