過去の失恋が辛すぎて、
もうこの先、
人を好きになることなんて
考えられない。
そんな風に思ったことってありますか?
もしくは、
そこまで思わないけど、
過去の失恋を引きずってしまい、
人を好きになることに憶病になる。
腰が引けてしまう。
こんな気持ちだったら、
ほとんどの方が感じたことがあるのでは?
今日は、人を好きになることが怖い時の
処方箋を伝えていきます。
過去の痛みを乗り越えて
この人が好きだと認めるには勇気が必要
まず最初に、
『となりの怪物くん』という映画を
紹介させてください。
予告編の動画はこちらから
この映画は、
一言で言うと、
高校生たちの
青春ラブストーリーです。
菅田将暉演じる
「吉田春」って言う男の子と、
土屋太鳳演じる
「水谷雫」って言う女の子の
ラブストーリー。
主題歌は西野カナの
「アイラブユー」。
これ聞いただけで、
王道の青春ラブストーリーの匂いが
ぷんぷんしますよね。
その通りでした・笑
少女漫画が原作なので、
漫画チックだなあ・・・って
思うシーンもあったけど、
土屋太鳳はきれいだし、
イケメン揃いで楽しめました。
あっさり系から、濃い系、やんちゃ系まで、
いろんなイケメンが出てくるので、
目の保養ができました。
マリアさん、そこ?
という突っ込み、大歓迎(笑)
自分でも、そう思います。
冗談はさておき、
ビジュアルだけじゃなくて、
時折、ハッとするようなセリフを、
登場人物たちが言うシーンがあって、
めっちゃ楽しめました。
その中でも、
私がぽろぽろ泣いてしまったのは、
主人公の女の子・
吉田雫のセリフ。
ずっと怖かった・・・
自分では(相手のことを)
どうにもできないこと。
※私のうろ覚えなので、正確な言い回しではないかも・・・
雫が、春のことを好きだって、
自覚するシーンで言うセリフです。
この主人公・水谷雫さんは、
いつも学年トップ、
自分のすべては勉強っていう女の子。
漫画では「ドライアイス」っていう
あだ名がつけられています。
雫が、「私のすべては勉強」という子に
なったのには原因があって、
小さい頃(小学校低学年くらい)に、
いつも忙しく働いて、
不在がちなお母さんとお祭りに行く約束をしていて、
浴衣を着て待っていたけど、
お母さんの都合が悪くなって、
約束をドタキャンされちゃう。
それがきっかけで、
もう私は人に期待しない。
勉強なら絶対裏切らない。
だから私は勉強する!
って決める訳です。
ずっと怖かった・・・
自分では(相手のことを)どうにもできないこと。
このセリフは、
そういうトラウマがあり、
ドライアイスと呼ばれ、
学年トップを取ることに
すべてをかけていた女の子の言葉です。
私は雫のことの言葉に共感度120%で、
涙が止まらなくなってしまいました。
雫が持っていた怖さに、
ものすごく共感し、
かつ、その怖さを乗り越えて、
自分は春を好きだと認めた勇気に感動したのです。
めっちゃ分かる。。。
私もその怖さってある。
自分が、どれだけ相手のことを好きでも、
相手のことはコントロールできない。
相手には相手の気持ちがあり、相手の領域がある。
自分だけが相手を好きになって、
相手は、自分を好きじゃないってことも起こる。
相手を好きって認めるのは、
受け入れてもらえないかも、
拒絶されるかもっていう可能性を受け入れること。
そっちの可能性を見たら、
本当に人を好きになることって怖い。
雫はお母さんとのトラウマがあるもんね。
だけど、雫は、
その怖さを飛び越えて、
春のことを好きだって認めた。
勇気があるなあ。
すごい勇気だなあ。。。
このシーンを見ながら、
心の中でつぶやいたこと。
なんて思ったら、泣けちゃいました。
過去の痛みを乗り越える勇気を持つには?
さて、やっと本題に入ります。
※前置き、長すぎてごめん・笑
そう、今日のタイトルは、
昔の失恋が辛すぎて、
人を好きになるのが怖い時の処方箋です。
雫のように、過去の辛い記憶を乗り越えて、
人を好きになることへと
自分を開いていく勇気を持つためには、
どうしたらいいでしょう?
それは、
相手から、自分は思われているか?より、
自分が相手をどう思うか?
もっと正確に言うと、
自分が相手をどう感じるか?に
フォーカスすること
かなと思います。
そんなことしたら、
我がままになって、
自己中心的になって、
独りよがりにならない?
そんでもって、
相手に嫌われたり、
迷惑がられたりしない?
そんな風に思った方もいるかもしれません。
いやいや、実はその逆なんです。
私に自分と結婚するアイディアと、
その大事さを教えてくれた女性・
トレイシー・マクミランさんは、
こんな風に仰っています。
『人に期待しすぎず、自分にフォーカス』
三か月ほど前にある人と初デートに出かけました。
デート開始から30分ほどで、
彼が自分を気に入ってくれるかどうかではなく、
自分が今どう感じているかを
意識していることに気がつきました。
私は心も軽く、話しやすいオーラが出て、
笑顔で笑っていました。
デートの後、考え直してみてわくわくしました。
「私ってばこんなに自分を大事にすることに真剣だわ!
彼に気にいられようと頑張ってすらいないんだから!」。
私は彼が私をどう思っているのかではなく、
私が彼をどう思っているかを考えていました。
自己中心的になっているからではありません。
今後私が誰かと恋愛をする時、
その彼との関係は、
私が私自身と築いている関係と同じように進むからです。
そしてどうやら彼は私を気に入ったようで、
私達は今もデートを続けています。
とても素敵ですが、
私は三回も結婚していますから
先を急いでいません(笑)。
【出典】バツ3女性がたどりついた、「絶対に幸せをつかめる結婚相手」の説得力がすごい
https://logmi.jp/business/articles/36853
人を好きになるのが怖いというのは、
その相手に好かれないこと、
相手に自分の好意を受け入れてもらえないことへの
恐怖だと思うんです。
だけど、トレイシーさんがおっしゃるように、
自分が自分のそばにぴったりと寄り添っていれば、
つまり、自分が自分を好きであれば、
もし自分の気持ちを、
相手に受け止めてもらえなくても、
そこまでダメージは受けないのかなと思います。
まあ、やっぱり悲しいし、寂しいでしょうが、
そう感じる自分に、自分が寄り添うことができたら、
きっとその悲しみや寂しさに持ち堪えることができる。
そんな風に思うのです。
なので、
昔の失恋が辛すぎて、
人を好きになるのが怖い時の処方箋は、
◇とにかく自分の感じていることに
フォーカスし続けること
↑これが自分と仲良くする第一歩ですから。
◇相手の気持ちはコントロールできないことを受け入れること
これは、どうにかして、
相手に好かれようとすることを
諦めることとも言えます。
◇自分が相手に好かれなかった時の
痛みを恐れないこと
↑私には、これが一番難しかったです。
相手に期待しないと思えど、
やっぱりどっかで期待してしまうし、、、
自分が好いてる人に、
それほど好かれてないということは、
私には、なかなか受け入れがたかった。。。
ここは相当、
個人セッションなどで取り組みました。
私、思うのです、
人を好きになるためには、
心の強さが必要なんだと。
相手の自由を尊重しつつも、
自分の中の好きも大事にする。
それができる心の強さを持つこと。
ここが育ってくると、
パートナーシップというのは、
すごく深まるし、
人を好きになることが怖くなくなる。
そんな風に私は思います。
かつ、モテるようになったりもします。
現にトレイシーさんは、
モテモテのようです。
昔の失恋の痛みを癒すことも大事ですが、
それと同時に、
自分で自分を支える、
そんな心の強さを育てていくのも大事。
これは、恋愛に限ってではなく、
他のことにも言えると思います。
私が個人セッションを提供する時には、
癒しだけではなく、
クライアント様の心の強さが育つような
サポートもします。
具体的には、
日常生活の中で、簡単に行うことができる
ボディワークやアファメーションなどを伝えて、
日々、続けていくことをサポートしていきます。
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