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自分に自信がなくて
気になる人がいても、
自分からアプローチできない

自分から彼氏にラインやメールすると、
返信が気になりすぎて辛いので、
彼からの連絡をいつも待つ　それで疲れ果ててしまう

彼のちょっとした言動から、
浮気を疑ったり、
もう嫌われたかな、別れたいのかなと
思ってしまう

嫌われるのが怖くて
いつも彼に本音を言えず、
関係が深まらないまま別れてしまう

彼が少しでも
他の子に気があるそぶりを見せると、
フラれるのが怖くて、
自分から別れを切り出してしまう

そろそろ結婚して、
子どもも欲しいのに、
このままだと無理。。。
それを考えると、
本当に焦る。

このような悩みは
セラピーの現場で、
本当によく伺います。

今日は自信がなくて、
恋愛が上手くいかないという悩みへの
対処法を伝えていきます。

長い記事なので、
ピンと来た章からお読みいただけたらと思います。

自信のなさには
能力レベルでの自信のなさ
存在レベルでの自信のなさがある

自信がないというのにも、
大きく分けて二つあります。

それは能力レベルでの自信のなさ、
存在レベルでの自信のなさです。

例えば、
何か難しい資格や試験に挑戦する時、
今回はあまり勉強してないから、
自信がないと言うのは、
能力のレベルにおいての自信のなさです。

自分に自信がなくて、
恋愛が上手くいかないと言うのは、
上記のような能力レベルの自信なさとは
大きく違います。

自分に自信がなくて
恋愛が上手くいかないと言う時って、
自分と言う人間が、
他人から受け入れられるか？
愛されるか？必要とされるか？
その点に関して自信がない・・・と言う意味、
つまり、自分という存在レベルでの
自信のなさだと言えます。

自信ってつけるものと言うより取り戻すもの

ブログの題名は、
自信をつけると書きましたが、
実のところ、
この存在レベルの自信のなさと言うのは
回復するもの、取り戻すものです。

なぜなら、
人間って、みんな、生まれた時は、
自信、自己信頼のかたまりです。

と言うのも、
どんな人も生まれた時は、
話すことも、立つことも、
寝返りをうつも、
自分で鼻をかむことすら、
一人でできない
赤ん坊の状態で生まれてきます。

これって、
世界を、周りの人を信頼していないと
絶対できないことかと思います。

自分の世話を、誰かがしてくれる、
自分はそれだけ大事な存在だ、
周りの人は、それだけ愛情深い存在だ、
そう思わなければ、
そんな状態で生まれてくることはできませんから。

その自信満々な状態から、
大人になる過程で、
様々な経験をして、
自信をなくしていくわけです。

自分に自信がないと
恋愛が上手くいかないわけ

相手と対等感が持てないから関係性が深まらない

自分に自信がない、
つまり自分を否定していると、
恋愛の相手と対等感が持てません。

「こりゃ、売れねーだろう。」と
思っている商品を売っていると、
後ろめたくなって、
堂々と相手に接することができなりますから。
※商品を自分に置き換えてください。

そうやって自分を下に置くと、
自動的に、相手が上になってしまい、
相手に過剰に気を遣ったり、
過剰にサービスしたり、
自分の言いたいことや、
本音を言えなかったりします。

その結果、関係が深まっていかないんですよね。

相手の男性とて、生身の人間、
失敗もすれば、欠点もあるでしょう。

なのに、
女性側が過剰に下手（したで）に出ると、
調子に乗って、尊大になり、その女性を粗末に扱ったり、
ものすごく甘えて依存してきたり、
居心地が悪くなって離れたくなったり
などしてしまいます。

なんにせよ、
生身の人間同士としてぶつかり合えないから、
関係性が発展していかない、
結果、信頼関係を育てていけない
というわけです。

だから、相手の男性と出会ってから、
何年経っても不安感が強いというわけです。

相手の男性に過剰に愛情を求めてしまう

自分に自信がないと、
相手の男性に、
過剰に愛情を求めてしまうことが
けっこうあります。

というのも、
自分に自信がないと、
相手の男性からの好意を受け取ることが
難しくなるのです。

かつ、相手から愛されているかどうか、不安なので、
しょっちゅう確認したくなります。

「こんな商品、売れねーだろう！」と思っていたら、
その商品を誉められても、
「えーっ！マジで？趣味悪ー」なんて思って、
誉め言葉を受け取れないし、
「本当に、この商品が良いとおもうんですか？本当に？」と
何回も確認したくなりますよね。

すると相手の男性は与えた甲斐がなく、
段々と疲れや虚しさ、寂しさなどを感じるようになり、
最後には離れたくなるというわけです。

自信がない！私なんてどうせ・・・のエネルギーを
自信をつけるための行動エネルギーに変えるには？

ここで私が提案したいのは、
そうやって、
自分を否定する時間とエネルギーがあったら、
その自分を磨くなり、改良するなりしたら、
どうでしょう？
と言うことです。

そんな正論、聴きたくない。

と言いたくなる人もいることでしょう。

やってみたけど、
なんか嘘っぽくって、
苦しくなって続かなかった。。。

と言う方もいるかもしれません。

そして、自分を否定し、ディスっている自分を
さらに否定する、嫌う、責める。。。

そんな「どうせ私なんて・・・」
スパイラルに入っていく。

すごく分かりますよ。
私も、そうでしたから。

自信をつけようとするその前に
今の自分の状態に気が付く

いきなり自分を変える、プラスに転じようとすると、
無理がありますから、
まずは自分を否定することを止める。

ここから始めるのはどうでしょう。

そのためには、
自分を否定していることに、
気が付く必要があります。

しごく当たり前なのですが、
気が付かないと止めることが
できませんから。

朝起きた時の気分を数値化する

具体的な方法として、
毎朝、100点満点でいうと、
今朝の気分は何点だろう？と考えてみる。

これがおススメです。

この時、気分が良いから◎
気分が下がっているから×などと言って、
自分をジャッジしないこと。

これがポイントです。

これは自分のことを、
良いか、悪いかという白黒思考ではなく、
良いと悪いの間に、何十もの段階があると知り、
自分をより細やかに丁寧に見ていく、知っていく。
そんな練習にもなります。

かつ朝、起きた時と言うのは、
一日のうちで、
一番身体が緩んでいる時なんですね。

身体が緩んでいると、
昔の嫌な記憶が出てきやすいんです。

ほとんどの人が、
普段は嫌なことをなるべく思い出さないよう、
心と身体を緊張させていますから。

朝、起きた時、
気分がすぐれない、落ち込みがちという話は、
仕事柄もあってか、
よく聴きます。

なので、朝の気分というのは、
自分の心の状態をバロメーターになりますので、
それを毎朝、数値化してチェックするということは、
自分への気づきを高める
良い練習になるというわけです。

この朝の気分の数値化を続けていると、
自分の気分の平均値がなんとなくわかってきて、
今日はなんか気分が落ちているなあ。。。と
気が付きやすくなります。

自己否定感を和らげる

これに関しては、
下記のブログに詳しく書いてますので、
参考になさってください。

◇自分を好きになる方法
　自分で自分をディスってないか？チェックしてみる
https://kikugawamaria.com/archives/792.html

◇自己価値を上げる
　自分を好きになる
　それができないと自分を責めた時の処方箋
https://kikugawamaria.com/archives/184.html

自信をつけるための簡単で具体的な方法

やっとここまで来ました(笑)
前置きがいつも長くてごめんなさい。

自信をつけるには、
大きく分けて二つのやり方がある

自己肯定感を上げることについては、
さっくり大きく分けて、
過去を掘り下げていって、
自己肯定感が下がるような出来事にまつわる
ネガティブな感情を癒すというアプローチと、
自分に自信がつくような行動を、
日々積み重ねていくアプローチの
二つがあるかと思います。

前者については、
他のブログに、
たくさん書いているので、
そちらを参考にして頂いて、
今日は後者について伝えていきます。

小さな目標を一つ一つ達成していく

自分に自信をつける方法として、
私がおススメしたいのは、
自分で自分に何か目標や課題を設定して、
そのための努力を続けること、
そして、なるべくなら、
その目標なり、課題を達成することです。

つまり、自信を持つための具体的な根拠を作るのです。

友達に恋愛相談して、
もっと自信持ちなよ！と励まされたりとか、
彼氏に不安な気持ちを伝えて、
もっと自信持って、
俺を信じろよとか
言われたことないですか？

そして、そのたびに心の中で、
もしくは口に出して、
「だって、どうやって
自信持っていいか分かんないんだもん。。。」
なんて答えたりする。

そういうことって、
けっこうあるかと思います。

それを踏まえて、私は伝えたいのです。

なら自信を持つための
具体的な根拠を自分で作るのが良い。

そのためには、
今の自分ができそうな目標を立てて、
それに向かって努力するって、
自分と約束する。

そして、その約束を守る。

そうすれば、
約束を守った数だけ、
自信がつくんじゃないかな・・・って
思うんです。

自信って言葉を分解すると、
自己信頼です。

自分への信頼度です。

自分との約束を守ったという事実が積み重なれば、
自分と言う人間への信頼度は高まります。

ここで、くれぐれも注意して欲しいことは、
あくまで目標は低く、できそうなことから！
ということです。

自分に自信がないと、
すごいこと、大きなことを達成して、
自分の価値を早く上げたい！と思いがちですが、
これが失敗の始まりです。

まずは、小さなこと、
手を少し伸ばせば達成できそうなことを
確実にこなしていく。

具体的な低めの目標、
それに対する具体的な努力、行動、
この二つがポイントです。

以前、別の記事に載せたイラストですが、
参考になるかと思うので、こちらにも掲載します。

日記をつけるで
セルフケアの力をつけ自信をつける

具体的には、
「良かったこと日記をつけることを続ける」
そんなところから始めるのは、
どうでしょう？

良かったこと日記と言っても、
前半は今の気持ちを書き出す。

特にネガティブな気持ちを
ありのままに認めるよう心掛ける。

最後はポジティブなこと、
つまり良かったことを書いて締めくくる。

こんなやり方がおススメです。

例えば、
【今の気持ち】

職場で残業を頼まれ、
嫌だったけど断れなかったことを
ぐるぐると考えてしまっている。
そんな自分が情けないような感じ。

【今日のよかったこと】

◇ランチで食べた唐揚げがおいしかった
◇久しぶりの女友達からメールが来た

など。

どうして、このやり方をお勧めするか？というと、
無理くりポジティブというのは、
嘘くさい感じがあるでしょうし、
かと言って、
ネガティブなことだけを書いても、
そこに沈み込んでいき、
ますます自信をなくすからです。

これを続けていくことで、
ネガティブなことだけではなく、
ポジティブなことにも
注意を向けることができ、
自分を俯瞰して、
自分の全体を見ることが
できるようになります。

慣れてきたら、
【今日の自分誉め】コーナーも作って、
今日、自分が良くやったことを
書き出していくのもいいですね。

まずは21日間、
日記をつけることを
目標にして続けてみてください。

なぜ21日間かと言うと、
脳が新しいことを習慣化するまでには
21日間かかると言われているのです。

挫けそうになった時は、
こんな風に言ってみてください。

「このままで、人生終わってたまるか！」
「自分をディスるエネルギー、
　絶対、プラスに使ってやる！」
ちょっとガラ悪く言うのが、コツかな(笑)
その方が本音につながれますから。

セルフケアできることが自信につながる理由

上記のような小さな習慣でも、
コツコツ続けていくと、
自分で自分をケアする力がつきます。

自分で自分を支える力がつきます。

「私は不安になっても大丈夫。」
「私は気分が下がっても大丈夫。」
「そうなっても、自分で自分をケアできる。」

こんな思いがついてくるとしめたものです。

それがまさに、
欲しかった自信、
自己信頼と言えるのです。

セルフケアできると恋愛が上手くいく

というのも、
自分で自分のケアができる女性は、
相手の男性に対する依存心が少なくなり、
男性は軽やかさを感じます。

また自己信頼の感覚が育っている女性は、
相手の男性を信頼することができます。

そうなると、
お互い、素直に自分を出すことができ、
二人の関係性が深まっていくというわけです。

セルフケアできるからと言って、
相手を必要としなくなるわけではありません。

相手を必要とすることと、
相手に依存することは
全く別のことです。

相手を必要とするけど、
相手にすべてを丸投げしない、依存しない、
そんな関係性を育む段階へと入っていけるのです。

最後に

セルフケア能力が上がると自信がつく

私が上記のように言うのは、
自分が自分のお母さん、お父さんになることができれば、
自信がつく、自信が回復すると言う意味なんですね。

人が存在レベルでの自信を失う出来事って、
親との間で起こった出来事が一番多いです。

自信を回復するって、
その親との間で起こった
自信を失うような出来事にまつわる喪失や痛みを
自分が自分の親になって修復することとも言えます。

以上、ご参考になれば幸いです。
 

 

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