今日はというか、
今日も幸せ恐怖症の話をしましょうか?
多くの人が幸せ恐怖症に悩んでいる
私のブログ記事の中でも、
特に読まれている記事が、
幸せ恐怖症の治し方についての記事です。
『幸せが怖い、良いことが起こると不安になる、幸せ恐怖症の治し方』
この幸せ恐怖症の治し方の記事、
1週間に500人もの方に読んでもらっていて、
幸せ恐怖症に悩む方は多いんだなあと
しみじみ思っています。
どうして、そんなに多くの方が、
幸せになることを恐れるのでしょう?
長い話を短くすると、
ストレスと言うと、
つらいこと、しんどいことってイメージがあるかもですが、
自分にとってネガティブな変化だけではなく、
ポジティブな変化もストレスになるからです。
例えば、
彼氏ができることとか、
昇進することとか、
宝くじが当たることとか、
人間って、私も含め、
つくづく変化が怖くて嫌いなんですよね。
この変化を恐れる性質には、
『現状維持バイアス』という名前がついています。
その名の通り、現状を維持したいと願い、変化を避ける
心の性質です。
この『現状維持バイアス』、
私も自分の中に、
しょっちゅう発見しています。
例えば、
最近、ブログのアクセス数が
うなぎ登りに増えていて、
一日1000人以上の方、
多い日には1300人もの方が読みに来てくれます。
※この数字は検索でブログを読みに来てくださった方の人数で、
ブログが読まれた回数とは違います。
ブログを読んでくださった方が、
セッションを受けてくださることも増えました。
自分がものすごく望んでいたことなのに、
いざ現実化してみると、
嬉しい反面、この幸せにストレスを感じている私がいるんです。
どうしよう、幸せになっちゃうよー!って、
インナーチャイルドがビビりまくってるんです(笑)
いやはや、これが幸せ恐怖症、不幸体質って奴です(笑)
幸せになる恐怖に打ち勝つためのアファメーション
こんな時、私が唱える
とっておきのアファメーションを伝えましょう。
それは、、、
ちょっともったいぶる(笑)
それは、、、
安定をあきらめる
というものです。
安定しようとするから、
変化が怖くなる。
そして、生きている限り、
変化しないわけにはいかないから、
変化を恐れると生きづらくなる。
だから、安定をあきらめる。
「あきらめる」をひらがなで書いたのは、
give up の諦める と
clarify の明らめるの二つの意味を込めたからです。
安定を諦める、
変化しないことは無理なことを明らかにする、
この二つの意味を込めて、
安定をあきらめる と書きました。
でね、不思議なことに、
一旦、安定をあきらめてみると、
心が安定するんです。
安定をあきらめること
生きることは変化し続けるということを受け入れる
ということだからでしょうね。
幸せ恐怖症も含め、
『変化を怖がる自分』に気付いたら、
この「安定をあきらめる」というアファメーションを
使ってみてください。
唱えてみて、もし抵抗する自分が出てきたら、
その自分に
「とは言っても、やっぱり安定したいよねえ、変化は怖いよねえ。」と
寄り添ってあげてください。
愛情受け取り拒否のひねくれインナーチャイルドを癒す
幸せ恐怖症を治す方法として、
もう一つ伝えたいのが、
心の中に居るひねくれインナーチャイルドを癒すことです。
私自身の中にも、
めっちゃ拗ねていじけて、ひねくれてる
インナーチャイルドがいて、
そのことが原因で幸せ恐怖症になっていると感じます。
もっと具体的に言うと、
誉められるとロクなことがない!
愛してると言われても信じない、
信じたら利用される、裏切られる!
そんな風に感じてるチャイルドが居て、
良いことがあると、
その子が不安になって、わーわー騒ぐんです。
だから、今、幸せ恐怖症を治すために、
そのチャイルドを必死こいて癒しているところです。
これを読んでくださっている方は、
いかがでしょう?
人からの「ありがとう」や誉め言葉を
素直に、100%受け取ることができますか?
私のように「愛されたい」「認められたい」と熱望しながら、
いざ、愛されたり、認められたり、ありがとうって言われたりすると、
必死こいて拒絶している自分がいたりしませんか?
必殺!ひねくれインナーチャイルド(笑)
めんどくさー(笑)
そんなインナーチャイルドを
どうやって癒せばいいか?と言うと。。。
それは、、、
受け取る勇気を出すこと。
そのためには、
大人の視点を持つ自分を鍛えること。
大人の視点を持つ自分を鍛えて、
欲しい欲しいと言いながら受け取り拒否する
ひねくれチャイルドをねじ伏せ、
若干無理くりにでも受け取らせること。
力技セルフインナーチャイルドワーク。。。
インナーチャイルドワークって、
傷ついたチャイルドをよしよしといたわり、
優しく受け止めるだけではないんですね。
時には、父性的に関わることも大事なんです。
父性的なインナーチャイルドワークって、
あまり知られていないかと思いますが、
父性的な関わりをすることも、すごく重要ですね。
ここでの父性とは、
ダメなことはダメと言い、
境界線をしっかり引くことです。
受け取り拒否チャイルドの場合なら、
「受け取らんかい、ボケ!」と叱り飛ばし、
無理やりにでも栄養を与えること。
こういうアプローチが効果的だったりします。
実際、私はカウンセリングの先生に、
「ほら、愛情与えるから受け取れ!
(心の栄養を)食えよ、食え!」と
無理くり栄養を口に押し込まれるロールプレイという形で、
インナーチャイルドワークをしてもらったことがあります。
私のインナーチャイルドは、
愛情を与えてもらう嬉しさを感じつつも、
「小さい時くれなかったじゃん!」
「小さい時裏切ったじゃん!」などという悲しさと怒りも感じ、
混乱し、泣き叫び、それでも愛情を受け取り、
めちゃくちゃ癒されました(笑)
荒治療でしたが、効きましたねえ。。。
ここまでしてもらわないと、
私のひねくれチャイルドは
「受け取る勇気」を出せなかったようです。
セルフのインナーチャイルドワークでは、
最初、自分のチャイルドと父性的な関わりをするのが難しかったですが、
カウンセリングの先生の荒治療を受けるうちに、
セルフでも、それができるようになりました。
大人の視点を持つ自分が育ってきたんですね。
この荒治療インナーチャイルドワーク、
荒治療がゆえに、かなり繊細さを必要とするもので、
そのニュアンスを正確に伝えることに難しさを感じますが、
少しでも伝わったら嬉しいです。
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