日本人の離婚率は3割越え。

今や、好きになった相手が、
離婚歴があっても、
そのことに、全くこだわらないという人の方が
圧倒的に多い気がします。

だけど、少し踏み込んで聴いてみると、
離婚歴があることには全くこだわらないし、
それは彼の歴史の一部だから、
そのまま受け止めたいと思うけど、
離婚の理由は気になる、
どうして離婚したのか、
それは聴いておきたい！
というのが、多くの女性の本心なのだなと感じます。

今日は、バツイチ（バツ２、バツ３）の彼に
どうやって離婚の理由を聞こうか？と
悩んだ時の対処法を伝えていきます。

離婚の理由を聞くときのいくつかのポイント

離婚の理由を聞く前に知っておいて欲しいこと

ベストなタイミング、ベストな聞き方の
王道ルールはなし。
彼とのやり取りを続けながら、
自分たちのカップルのベストタイミングを見計らう。

付き合いだした最初の段階で聞くのが良い、
付き合いが深まってから聞くのが良い、
自分から聞かないで、
ひたすら相手が話すのを待つのが良いなど、
諸説ありますが、
私は、離婚の理由を聞くベストタイミングは、
人による、状況によるかと思います。

例えば、
出会いが結婚相談所という場合と、
職場で出会い、付き合いだしたという場合では、
全く状況が違いますよね。

一番大事なのは、
彼とのやり取りを
丁寧にしていくことです。

これは、彼の一言について、
何時間も何日も考えをめぐらせ、
そこから何かを読み取るのが良いと
言っているわけではありません。

こうであって欲しいという期待や、
きっとこうだろうという推測、
こうだったら、どうしようという不安を
なるべく手放して、
今ここの彼と、今ここの自分で関わること。

彼のことが好きであればあるほど、
これは難しくなるかもしれないけど、
思い込みや不安を手放して、
ニュートラルな気持ちで、
彼とやり取りすることが大事かと思います。

離婚の理由を聞く前に、
どうして聴きたいか？
自分の中で、はっきり言葉にする。

ほとんどの男性は思考優位で、
物事をとらえ自分の行動を決定しています。

男性が行動する時は、
理屈で納得した時です。

なので、彼に離婚の理由を聞く時は、
どうして自分は聞きたいか？
その動機について、
はっきり言葉にしておきましょう。

その際、「彼のことをもっと知りたいから」
「彼と長く付き合いたいから」
「彼との関係を大事にしたいから」など、
なるべく建設的でポジティブな動機が良いのでは？と思います。

彼に離婚の理由を聞いた時、
その場ですぐに話してくれることを期待しない。

上記にも書いたように、
男性は思考優位の生き物です。

気持ちを語ろうとすると、
言語障害になる人がほとんどです。

ある恋愛研究者は、
「男性に、今の気持ちを聞くのは、
女性に体重を聞くのと同じ。」と言っていました。

それくらい、自分の感情を、
人前で表現することに抵抗があるんですね。

なので、彼に離婚の理由を聞いても、
すぐに話してくれることを期待せず、
「今すぐでなくてもいいので話せるときに話してね。」などと伝え、
あくまで彼のペースとタイミングを尊重するのが良いかと思います。

離婚の理由を聞いている最中、気を付けて欲しいこと

彼が離婚の理由を話してくれている時は、
黙って耳を傾ける。

彼の話を途中で遮らないようにしましょう。

聴いている最中、
質問したくなったり、
自分の意見や感情を言いたくなるかもしれません。

だけど、なるべく我慢して、
彼の話を最後まで聴くのがいいかなと思います。

離婚の理由を聞いた後、気を付けて欲しいこと

離婚の理由を聞いた後は、
その理由をジャッジしない。

彼の離婚の理由を聞いた後、
自分の中でたくさんの感情が湧きあがり、
いろいろと彼に言いたくなるかもしれませんが、
離婚の理由を良い・悪いで判断するのは
止めた方がいいかと思います。

理由が何であれ、
彼にとっては事実ですから、
それを受け止めましょう。

受け止めることと、
受け入れることは違います。

受け止めるというのは、
相手が感じたこと、思ったことを
認めることです。

受け入れるというのは、
相手が感じたこと、思ったことに
同意する、共感することです。

共感はできなくても、
「あなたにとっては、そうなんだね。」と
認めることはできやすいかと思います。

受け止めると受け入れるの違いは
下記の記事にも詳しく書いています。
ご参考になさってください。
◇人からの頼みを断るのが怖かったり、罪悪感があったりして、
なかなか断れず、人付き合いが憂うつです。

喧嘩の時、過去の離婚のことは持ち出さない。

人間、気持ちが高ぶっていると、
相手の弱点や過ちを責め立てて、
自分が優位に立ちたいと思いがちです。

だけど、なるべく過去の話は持ち出さないのが、
長く良い関係を作るためにはベターです。

多くの男性は感情面で、
非常に繊細な面があります。

過去の自分が傷ついた経験のことを持ち出されると、
大きなダメージを受けます。

顔には出さなくても、
けっこう長い間、引きずります。

口では、「もう大丈夫」「俺は気にしてない」と言いつつ、
それは強がりであることも多いです。

 

彼が離婚の理由を
自分から話したがる時、
気を付けて欲しいこと

自分から離婚の理由を話したがると背景には、
大体が分かって欲しい、共感して欲しいと
いう気持ちがあるかと思います。

もちろん、大好きな彼だから、
彼の気持ちを受けいれてあげたいのは、
やまやまかと思いますが、
その際に気を付けて欲しいことを挙げてみます。

彼が自分から離婚の理由を話したがり、
前妻を批判したり、悪口を言い始めた時。

上記のような時、
彼と一緒になって、
前妻の悪口を言わない方が
良いかと思います。

と言うのも、
関係性というのは、
二人で作るものです。

どっちもどっち、
お互い様の面があります。

前妻のことを好きになり、
彼女と結婚すると決めたのは、
ほかでもない彼です。

ある意味、パートナーと言うのは、
自分の分身、自分の鏡のような面があります。

少し厳しい言い方かもしれませんが、
前妻の悪口と言うのは、
過去の自分の悪口です。

なので、彼が前妻の悪口を言ってきた時は、
さらりと彼の気持ちを受け止めながらも、
中立的な立場を保った方が
後々のためになります。

前妻の悪口に共感することは、
過去の彼についての悪口に
共感することだからです。

ちょっと計算高く聴こえるかもですが、
私なら、そういう時、
付き合いが長くなってきて、
遠慮がなくなってくると、
彼はどんな人間関係のパターンに陥りがちなのか？
知るチャンスくらいに捉えますね(笑)

離婚に関して、
前妻だけ非があると言う彼は要注意。

離婚は100％前妻のせいという男性は
モラハラ彼氏、モラハラ夫になる
可能性が高めです。

上記で書いたように、
関係性と言うのは二人で作るもの、
離婚に関しては前妻にだけ責任があるという彼は、
自分の側の責任を取っていないと言えます。

これまた厳しい言い方ですが、
被害者意識が強いと言えます。

モラハラ彼氏、モラハラ夫のほどんどは、
「君が僕を怒らせる」
「君が僕の言う通りしないから」など、
自分の感情や行動の責任を、
相手に負わせるような考え方、言い方をします。

これって、一つの被害者意識の現れなんですよね。

もちろん、だからと言って、
そのモラハラすると決めつけるつもりはないのです。

ただ、このようなことは
知っておいて欲しいかなと思いました。

【関連記事】
◇モラハラ彼氏とただの俺様彼氏の見分け方・彼氏が怖い
もしかしてこれはモラハラ？それとも、ただ俺様なだけ？と悩んだ時

最後に

敢えて、自分からは、
離婚の理由を聞かない選択も
あるかなと思います。

と言うのも、月並みですが、
離婚の理由が何であろうと、
今、彼が付き合っているのは自分です。

過去より、今が何より大事です。

私たちは誰でも、生きている限り、
新しい時間をもらっています。

付き合うということは、
二人で一緒に、
新しい時を歩いていると言えます。

そう思って、彼の離婚の理由は
自分からは聞かないと決めるというのも
ありかなと思います。

何にせよ、一番大事なのは、
二人が一緒にいて幸せになること。

私は、そう強く思うのです。

以上、ご参考になれば幸いです。

 

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