「どうせ私なんて」
こじらせ女子度が高い人が、
よく言うセリフ、
もしくは、
頭の中で呟いている言葉です。
私も、こじらせてた頃は、
しょっちゅう言ってました。
「どうせ私なんて」という言葉の後には、
大体、自分を否定するような言葉が来ます。
「どうせ私なんて愛されない」とか
「どうせ私なんてできない」とか
「どうせ私なんてダメだし」とか、、、
時には、「どうせ私なんて」と言った後、
黙りこくって心のドアを閉じてしまう人もいます。
拗ねるという奴です。
「どうせ」って、
「どう せよ」
(どうしたって どんなことをしたってという意味です)
という言葉を縮めたものだそうです。
だから、「どうせ私なんて・・・」と
ネガティブエナジーを出しながら言う人は、
「どうしたって、
どんなことをしたって、
私なんて愛されない、ダメ」と
自己否定しているわけです。
「どうせ私なんて」と言われた人は、
すごーく嫌な気持ちになります。
どうしてか?と言うと、
言葉にならないところで、
「どうせ私なんて」と言ってきた人から、
なぐさめや承認を求められているからです。
その屈折した無意識の要求に、
「どうせ私なんて」と言われた人は、
嫌な気持ちになるというわけです。
「どうせ私なんて」という言葉、
私も以前は使ってましたね。
自分でも気づかぬうちにでしたが、、、
こじらせ女子度がピークの頃、
「どうせ私なんて」と男友達に言ったら、
「それは、俺に、そんなことないって言って欲しいのか!」と
キレられたこともありました。
あれは傷ついたな。。。
(遠い目・・・)
今日は
「どうせ私なんて」という思いグセ、口グセを
どうやったら止めれるか?
それについて伝えていきます。
「どうせ私なんて」と思っている状態の時、
人は自分の目で自分を見ること、
つまり、自分軸を持つことを放棄しています。
自分の人生や自分の在り方に
無責任になっています。
拗ねていじけて投げやりになっている
自分の中の小さな子どもに乗っ取られている状態です。
このことを踏まえて、
「どうせ私なんて」という思いグセ、口グセを
どうやったら手放すことができるか?考えてみました。
目次
「どうせ私なんて」と言っている時、
自分が子ども返りしていることに気付く。
上記で説明したように、
「どうせ私なんて」と言っている時は、
自分のことを投げやっている状態です。
まずは、そのことを自覚する。
それが大事です。
「どうせ私なんて」の根っこにある
過去の痛みを癒す
「どうせ私なんて」と思ってしまう、その背景に、
愛されたかったのに愛されなかった・・・
認められたかったのに認められなかった・・・
期待が裏切られた経験があります。
少し過去を振り返って、
「どうして、どうせ私なんて・・・って出てくるのかな?」と
自分に問いかけてみましょう。
そして、思い当たる原因があったら、
その時感じた怒りや悲しみなどの
マイナス感情を、
言葉にしてみましょう。
紙に書きだすのもいいですね。
言葉にしたら、
「そんな風に感じてたんだね」と
自分で自分の気持ちを認めてあげましょう。
言葉にして、それを認めることで、
今まで凍って固まっていた
マイナス感情が溶け流れていきます。
あまりにマイナス感情が強くて苦しい時は、
カウンセラーやセラピストなどの専門家に
話を聴いてもらうのも一つの手です。
「どうせ私なんて」の背景にある依存心を
自分で満たしてあげる
先にも書いたように、
「どうせ私なんて」と思う時、
人は「認めてもらえなくて拗ねている子ども」に
返っている状態です。
この自分の中にいる拗ねた子どもを、
拗ねた子どもを
一度、しっかりと受け止め
よしよししてあげましょう。
「認められたかったんだね」とか、
「見て欲しかったね」とか、
拗ねてる子どもを受けとめるような言葉を
かけてあげましょう。
私たちは大人なので、
他人に対して、これを求めると
残念ながら、うざがられます・笑
が、やっぱり拗ねてる内なる子どもは、
認められたい、注目が欲しい。
だから、自分で自分に対して言ってあげましょう。
あと、信頼できる人に頼んで、
自分をほめてもらうのもいいですね。
「どうせ私なんて」と拗ねた態度で、
なぐさめや承認を求めると、
うざがれてますが、
ストレートに正直に、
「ほめて欲しいからほめて」
「こんな風にほめて」と頼まれると、
結構、人は喜んでほめてくれたりしますよ!
「どうせ私なんて」は損!
損得勘定で考える
「どうせ私なんて」と思っていることに気付いたら、
「これって、なんか役に立つ?」
「これの思考って、なんか私の得になる?」
そんな風に自分に問いかけてみましょう。
子どもが、ちょっと拗ねるなら、
まあ許されるし可愛いかもですが、、、
大人が拗ねると損なだけです。
「どうせ私なんて」という思いグセ、口グセは、
自分に損!と言い聞かせましょう。
ただの癖だと思って真に受けない
「どうせ私なんて」という思いグセが出てきたら、
「ああ、これ、ただの私のクセ。」と思って、
真に受けないようにしましょう。
「どうせ私なんて」というのは、
ある意味ただの考え、思考です。
思考って、自分の中から自然に湧いてくるもの。
自分の思考は、自分でコントロールできません。
風が吹いたり、雨が降ったりするのを、
人がコントロールできないのを同じです。
思考は、それを真に受けなければ、
何の力もありません。
「どうせ私なんて」という想いが、
自分の中から湧き上がっても、
それを信じない、真に受けなければ、
何の問題もないのです。
以上、ご参考になれば幸いです。